これからのWeb制作は「コンサルティング+WordPressサイト構築」で考える

これからのWeb制作は「コンサルティング+WordPressサイト構築」

あなたは、何のためにWebサイトを制作・リニューアルしたいですか?

私は、企業の売上アップを実現するためにWeb制作をしています。Webサイトは、販売促進ツールの1つに過ぎません。
大切なのは、Webサイトを作ることではなく、その成果です。今回は、これからの企業やサービスのWeb制作について考えていきたいと思います。

作るだけのWeb制作の時代は、終わった。

作るだけのWeb制作の時代は、終わりました。

「作るだけのWeb制作の時代は、終わりました。」
と言うより、大分前に終わっています。

そもそも、Webサイトをただ作っただけで、何が変わりますか?

企業やサービスに対する最低限の信頼は得ることができるでしょう。「検索したけど、ホームページが出てこない。」確かに、そのような状態では、信頼性が低下し、成約率が落ちることもあるでしょう。しかし、それは最低限レベルの話です。

目指すべきは、Webサイトを販促・営業ツールとして構築し、売上アップを実現できる仕組みを作り上げることです。

そのためには、いくつか達成しなければいけないポイントがあります。

Webサイトは、完成前に成功するかある程度分かる。

Webサイトは、完成前に成功するかある程度分かります。

「Webサイトは、完成前に成功するかある程度分かります。」と言えるぐらいに、実際のWeb制作の前段階が非常に重要です。制作前の準備無しに、「とりあえず、Webサイトのデザイン案を作ってみて。」という方がいますが、この「とりあえず」という考えは非常に危険です。

また、制作後のことも非常に重要です。販促を成功に導く上で、最も重要なことはPDCAサイクルを継続することです。

では、Web制作の前後で、何が必要になるでしょうか?

 1:自社サービスと競合の分析
 2:戦略・戦術の検討
 3:ゴールと画面設計の検討
 4:公開後の運用の仕組み化
 5:継続的な仮説・運用・分析・改善

それでは、個々について、概要をお伝えします。

1:自社サービスと競合の分析

自社サービスと競合の分析

自社サービスと競合の分析において、考えなければいけないポイントはたくさんありますが、ここでは絶対に外せない2つのポイントをお伝えします。

 □ターゲット(ペルソナイメージ)
 □選ばれる理由(差別化要因)

まず、最重要と言えるのが、ターゲット(ペルソナイメージ)について考え、制作会社と意識を統一することです。

提供するサービスが、「誰にとって最も有益な商品なのか?」ターゲットの年齢・性別・職業・居住地・趣味・趣向・購入動機・行動パターンなど、明確な数値を含めた、最優先すべきペルソナイメージを構築します。3つほどペルソナイメージの候補を挙げた後、最優先すべき1個を決定します。

過去の実績として、これを行うことにより、CVR(コンバージョン率)を3%アップさせた実績もあります。

次に、これまで実際にサービスを利用された顧客の生の声と、競合とのポジショニングから、「選ばれる理由」を考えていきます。

この「選ばれる理由」は、お客様が「競合がたくさん存在する中で、他社ではなく自社サービスを選んでくれた理由」です。
「他社ではなく」という差別化要因を明確にします。尚、実際の顧客の生の声を回収するには、きちんとアンケートを行う必要があります。

参考過去記事:
■ 新卒でも分かる!売上アップに繋げるWEB制作に必要な進行管理の基礎まとめ「5つのステップ」vol.3
■ 売れるWEBサイトを作るために、お客様の声を集めよう!自社の強みを知るための4つのインタビュー項目

2:戦略・戦術の検討

2:戦略・戦術の検討

競合と比較した上で、ターゲットと差別化要因が明確になれば、戦略と戦術がより明確になってきます。ここでも、お客様の視点が、非常に重要です。

「誰に対して、どのような価値(メリット)を提供し、それをどのように伝えていくか。」を徹底的に考えることが重要です。

ここで考えるべき価値には、大きく分けて2つの価値が存在します。

 ◇機能的価値:何を達成できるか(商品・サービスへの満足)
 ◇情緒的価値:何を感じるか(企業・ブランドへの共感)

機能的価値は、価格メリットや製品機能・サービス内容などが該当し、情緒的価値は、企業の取り組みや理念・ビジョンなどが含まれることになります。

「どのように伝えていくか」という点において、成功事例としては、「よくある質問」や「お客様の声」をケーススタディのように、写真付きで具体的に細かく伝える方法や、製品の活用方法やレシピなどの「How to コンテンツ」の提供などが挙げられます。

3:ゴールと画面設計の検討

画面設計の検討

ここまできて、やっと画面設計を考えることができます。
ターゲット、差別化要因、戦略・戦術を明確にした上で、Webサイトの目的・目標・KPIを具体的な数字で設定します。そして、それを実現するための画面設計を考えていきます。

この時も、ユーザーの視点に立って考えていくことが非常に重要です。
どんな状況で、どんな目的で、Webサイトへ訪れたユーザーが、どのように画面遷移した上で、最終的に、お申し込み・お問い合わせ・ご注文してくれるかを画面設計に反映する必要があります。

いかにユーザーをスムーズに、来訪からコンバージョン地点まで誘導できるかが、Webサイトの成功に大きく影響します。

参考過去記事:
新卒でも分かる!成果に繋がるWEBサイトの基礎まとめ「5つのステップ」

4:公開後の運用の仕組み化

公開後の運用の仕組み化

公開後の運用を考えた上で、当社では2014年現在、WordPressによるサイト構築をご提案しています。

まず、Web集客を考える上で、検索エンジンからの流入を方法の1つとして考えた場合、「Webサイトの定期的な改善と見込み客への継続的な情報提供」は必要不可欠だと考えているからです。
これにより、ロングテールSEOを実現し、特定のビックワードで上位を狙うだけではなく、様々な関連性の高いオーガニック検索からの流入を増やし、堅実かつ確実に、成約率の高い見込み客の集客を目指すことが重要です。

制作会社を含め外部の会社へ、コンテンツの制作を依頼する方法も考えられますが、理想的には、そのビジネスと顧客を最も理解している企業自身が、有益なコンテンツを考え、提供していくのが良いと考えます。その上で、誰でも簡単に更新できるCMSとして、WordPressをオススメしています。

また、補足情報として、WordPressはプラグインの追加やカスタマイズによって、状況や目的に応じた機能を随時、追加していくことが可能です。その点でも、WordPressはオススメです。

5:継続的な仮説・運用・分析・改善

継続的な仮説・実施・分析・改善

最後に、非常に重要なことをお伝えします。
「Webサイトを制作し、その後、何もしなければ、必然的に衰退の道を辿ります。」

まず、最初の1回で、120%完璧な販促ツールを制作することは不可能です。
なぜなら、最初の制作の際は、あくまで制作者側の仮説の上で、ベストパフォーマンスを目指しています。それはあくまで仮説に過ぎず、絶対に何らかの誤差が生じます。その誤差を分析し、改善し、検証するというサイクルを継続的に繰り返すことでしか、成功の道を歩き続けることはできません。

そして、その誤差は、ユーザーの不満やストレスにも繋がり、成約率の低下を招きます。ユーザーの声を聞き、サイトを分析し、仮説・改善・検証・分析を繰り返し行うことで、お客様が最も快適で、スムーズに次のアクションを行える環境を構築できます。

また、どんなビジネスにも競合は存在します。あなたの競合企業が、あなた以上のものを提供し続けた場合、その競合には勝てません。常に成長・進化する中で、競合との差別化要因を顧客に提供し続けるには、行動と改善を繰り返す以外に道はありません。

最後に:成功への近道は無い。0.1%の積み重ね

「Webサイトを制作すれば、売上アップを実現できる。」
「お問い合わせが増えるWebサイトを制作して欲しい。」

現実は、そんなに簡単にいきません。
リニューアルしたけど、全然成果に繋がらなかったという話は、出会った色んな企業の担当者からお聞きします。

売上アップへの近道はなく、長く険しい道です。ただ、その道は、着実に進んでいけば、成功へと続いています。0.1%ずつだとしても、それを積み重ねていけば、1%、2%、3%とアップすることができます。

集客数とコンバージョン率は、かけ算です。
この両方をいかに着実に、いかにスピードを上げて、改善していけるかは、企業の担当者と制作会社の協力に掛かっています。
是非、信頼できる、共に成功を目指せるパートナーと仕事をして下さい。