後から画像ファイルを収集する必要が出た?
自動で配置画像をまとめるスクリプト
Illustrator(イラストレーター)で作業をする場合、
画像などの素材ファイルを最初にきちんと準備してから、
AIファイル内で作業をすることが望ましい。
しかし、原稿の再入稿や画像の差し替え等のため、
必ずしもそういうわけにはいかない場合がある。
ただ、最終的に印刷会社へデータを渡す場合や
データを保管する場合、不要なデータを整理し、
必要な素材のみ摘出する必要がある。
そこで今回は、スクリプトを使って、
Illustrator(イラストレーター)データに配置した画像ファイルを
指定したフォルダにまとめる方法をご紹介したい。
イラストレーターの配置画像ファイルを指定したフォルダにまとめる方法
1 作業中のファイルを保存し、そのままファイルを開いた状態にしておく
2 「Collect for Output」をダブルクリックする
【CS3の場合:スクリプトファイルの場所】
「アプリケーション」>「Adobe Illustrator」>「Scripting」
>「Sample Scripts」>「AppleScript」>「Collect for Output」と開き、
「Collect for Output」をダブルクリックする。
「Press Run to run this script, or Quit to quit.」とダイアログが出るので、
「Run」をクリックし、フォルダ指定するだけで、自動で配置画像を収集してくれる。
【CS5以降の場合:スクリプトファイルの場所】
「アプリケーション」>「Adobe Illustrator CS5」>「スクリプティング」
>「サンプルスクリプト」>「AppleScript」>「出力の修正」と開き、
「CollectForOutput.scpt」をダブルクリックする。
「Collect the current illustrator document for output?」と
ダイアログが出るので、「OK」をクリックし、フォルダ指定するだけで、
自動で配置画像を収集してくれる。
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イラストレーターのEPS保存時は配置画像に注意
スクリプトで自動処理できるので、非常に便利で、ミス無く効率的に作業できる。
配置画像をまとめる際は、是非ご活用頂きたい。