
Webサイトやブログを活用し、売上アップを実現したいと思いますか?
見込み客のWeb集客を考えた場合、売上アップを実現するには、コンバージョン率(CVR)を改善し続ける必要があります。当然のことですが、どんなに広告やオーガニック検索で、ユーザーがWebサイトに来訪しても、それで終わっては意味がありません。何もアクションを起こさずに、ページを離れ、その後再訪もしないのでは、売上アップに繋げることができません。
コンバージョン率アップを考えた際、分析・改善をしなければならない指標がいくつかあります。今日は、その中から、「直帰率」について考えていきましょう。
直帰率を下げ、集客を成約に繋げるブログの書く8つのポイント

私は、5月12日から、本格的なブログ運営を再開しました。その日を境に、直帰率が減少し、アクセスが日々増えています。
勿論、直帰率はたくさんある要素の内の1つです。しかし、一つひとつを改善することで、確実に成果へ繋げることができます。
今回のブログでは、私が実践している、直帰率を下げる8つのポイントをご紹介します。
1:ターゲットを絞る
2:人が知らない内容をまとめる
3:解決方法を紹介する
4:画像や図解を見出しごとに挿入する
5:最初と最後に持論を書く
6:タイトルに数字を入れる
7:文章をシンプルにする
8:誤字脱字をゼロにする
それでは、個々についてご説明します。
1:ターゲットを絞る

最も重要なことは、ブログの全体と個々の記事のターゲットを絞ることです。
私の場合は、「25歳から44歳の男性、販促・マーケティング担当者または企業のリーダー・代表、首都圏・主要都市在住、既婚、大卒で上昇志向が強く、移動中にスマホで情報収集を行う方」という大枠を決めています。そして、記事ごとに特定の悩み・課題を抱えている方を想定します。
その上で、そのユーザーに最適な「記事のタイトル、見出し、文章の冒頭とキーワード」を考え、ユーザーの反応を見ながら、検証と改善を繰り返します。ブログ全体のターゲット、記事を読むであろうペルソナイメージ、記事のタイトルと内容をマッチさせることで、直帰率を下げることが可能になります。
2:人が知らない内容をまとめる

次に重要になるのが、記事の質です。
どんなに記事のテーマとターゲットが合致したとしても、記事の質が低ければ、読む価値がないと判断され、ユーザーは途中で離脱してしまいます。最も有効的な方法は、人が知らない内容をまとめることです。そのための3つのルールをご紹介します。
□ しっかりと調査する
□ 具体的な事例を入れる
□ 3つ以上の項目をまとめる
一般的な理論や誰でも知ってる内容をまとめることも間違いではありません。それはそれで、ユーザーにとってメリットがあれば、価値のある記事となりえます。しかし、そのような内容は、既に誰かが記事として公開している場合が多いのです。私の経験上、そのような場合、「あとで読む」という備忘録的な扱いをされることが多いです。
それよりも、自分が知らない情報の方が、その場でしっかりと読んでくれます。そして、その記事の質に満足頂ければ、他の関連記事やトップページへの遷移に繋がり、直帰率を下げることができます。
3:解決方法を紹介する

人は、具体的な解決方法を探しています。
例として、「お問い合わせに繋がらず、売上アップできずに悩んでいる」という方をターゲットにした場合を考えます。最もその方の関心を引き、「教えて!」と思って貰うには、その問題・課題の解決方法をズバッと提示するのが有効です。
それを提示するには、タイトルが非常に重要です。タイトルに悩みを入れてターゲットを絞る方法もありますが、私がオススメするのは、悩みよりも解決策です。「Webからお問い合わせが来ない!・・・」という形よりも、お問い合わせが来ない状況を解決する方法として、今回の記事のように「集客した見込み客の直帰率を下げる方法!・・・」とタイトルを設定します。
タイトルでは、悩みを提示し、共感に繋げるよりも、明確な答えを提示し、知りたいという欲求に訴えかける方が、直帰率を下げることができると考えています。
4:画像や図解を見出しごとに挿入する

ユーザーのストレス軽減のために、画像や図解を見出しごとに挿入することが大切です。
ユーザーが「読むぞ!」と思ってブログ記事を読んでくれることは、非常に稀な状況だと思います。ほとんどの人が、移動中や休憩中の隙間時間に流し読みする前提で考えた方が無難です。そんな軽い気持ちで読み始めたユーザーに、文章だけ長々と提示すると、読むのが億劫になってしまい、途中で離脱してしまいます。
特に、文章が長めのまとめ系の記事の場合は、それを避けるために、目と意識の休憩地点として画像や図解を挿入することで、直帰率を下げることが可能になります。
5:最初と最後に持論を書く

ユーザーに内容をしっかり伝えるために、最初と最後に持論を書くことをオススメします。
前述の通り、ブログ記事を読むユーザーは、流し読みが基本です。その中で、自分の考えを伝えるためには、最初と最後にしっかりと持論を書く必要があります。他の記事ではなく、自分の記事を読んでくれたユーザーに、自分が大切だと考えていることをしっかりと伝えましょう。
その考えに共感して貰えれば、その記事だけでなく他の記事にも関心を持って貰うことができ、直帰率の低減に繋げることができます。
6:タイトルに数字を入れる

ユーザーの関心を引き、ブログの内容を読み進めて貰う上で、タイトルに数字を入れることは有効です。
過去に書いたブログ記事で、
「東京が62%の大幅減!都道府県別Facebook利用状況」という記事があります。
最初は、「東京が激減!都道府県別Facebook利用状況」というタイトルで公開し、その後「62%」という数字を入れました。その結果、更にユーザーの関心を引くことに繋がりました。数字によって、ユーザーにより具体的なイメージとより大きなインパクトを与えることができます。
7:文章をシンプルにする

ユーザーの読むという行為の負荷を下げるために、文章をシンプルにすることは大切です。
1つの文が長いと、前後の流れを含めて理解しようとするために、ユーザーが疲れてしまいます。学生時代、長々と接続された英語の長文を読んで、疲れを感じた経験はないでしょうか? 可能な限りシンプルに、できるだけ短く文章を切ることで、ユーザーの疲れを緩和し、直帰率を下げることができます。
8:誤字脱字をゼロにする

最低限のルールとして、誤字脱字が無いようにしましょう。
誤字脱字に気付いた段階で、大変勿体ないことですが、記事の質が落ちてしまいます。高いレベルで、ユーザーに価値を提供するためには、しっかりと推敲する時間を取りましょう。誤字脱字をゼロにすることで、直帰率を軽減することができます。
参考過去記事:
今日からできる「0円の費用対効果アップ法!」 販促物の文章やブログを推敲する7つのステップ
最後に:ターゲットを絞り、価値を最大化する
直帰率を下げる最大のポイントは、「最適なターゲットに、最大の価値を提供する情報を発信すること」です。
このどちらかが不十分なだけで、結果に大きく影響してしまいます。折角、時間を掛けて文章を考え、情報を発信するわけですから、最大の成果に繋がるよう、できることは全て行いましょう。Webサイトに来て頂いた機会を大切にし、しっかりとビジネスに繋げて下さい。
私も、より価値の高い情報を配信できるように、日々改善を続けています。
是非みなさんも、今回ご紹介した内容を実践してみて下さい。