【話題アプリYo】Yoとだけ伝えるアプリの使い方・開発秘話・特徴・可能性

相手に「Yo」とだけ伝えられるスマホアプリが、Facebookの新アプリ「Slingshot」より米国で話題になっている?
イメージ:Yo Web Site

□「Yo.」の開発秘話や基本的な使い方、特徴、可能性を知りたい方は、このまま記事をお読み下さい。

□「Yo.」とFacebookやGoogleサービスをIFTTTで連動させる活用方法については、こちらの「Yo.」最新記事をお読み下さい。

コミュニケーションは、シンプルな方が良い?

現在、アメリカで話題になっているアプリがあります。日本でも、様々なメディアが取り上げています。それが、今回ご紹介する無料スマホアプリ「Yo.です。

ただ単に「Yo」としか伝えられないアプリだと思ったら大間違い?

ただ「Yo」としか伝えられないアプリだと思ったら大間違い?

“Yo” は、主にアメリカで使用されるスラングで、挨拶や相手の注意を引きたい時に利用されます。この「Yo.」というアプリは、相手に “Yo” と伝えることができるアプリです。基本的には、それしかできません。しかし、そこに秘めた可能性から、Twitter上で大きな話題を呼んでいます。

「Yo.」に関わる Moshe Hogeg 氏は、Mashableのインタビュー記事の中で次のように語っています。

“If you think this is just an app that says ‘Yo,’ you are getting it wrong,” he says.
(もしこれが、単に”Yo”と言うだけのアプリだと思ったら、あなたは間違った思い込みをしています。)

私も実際に、iPhoneとiPadにインストールして使ってみました。それを踏まえて、Mashableのインタビュー記事と実際にTwitter上で起きている反応から、「Yo.」の可能性について考えてみます。

どうして、”Yo”と伝えるだけのアプリを作ったのか?

どうして、

日々、Moshe Hogeg 氏は、あることに疲れていました。「どうして、自分のアシスタントを部屋に呼ぶ度に、テキストメッセージを送らないといけないんだ。」

そこで、社内のエンジニアに「この問題を解決できるものを作って欲しい。」とお願いしました。そのエンジニアは渋々ながら開発を行い、「1つのボタンをタップするだけで、アシスタントに通知が届き、自分が必要としていることを相手に伝える。」というアプリを開発しました。それが、「Yo.」の最初のバージョンです。

これこそが、「Yo.」の根幹です。「相手に何か用件を通知する」という部分の「通知」だけに特化したアプリです。

余計な情報を一切省き、相手の時間も自分の時間も無駄にせず、効率性を追求し、素早く相手に「通知」を行えることが、「Yo.」の大きな特徴であり、価値であると言えます。

双方に「通知」の共通ルールがあれば、様々なことに応用できる

上の内容は、実際にTwitterでツイートされたものです。「Yo.」で「WORLDCUP」というアカウントを友達登録しておくと、得点が入ったら通知してくれます。ユーザーと「WORLDCUP」との間で、「Yo = ワールドカップの試合で得点が入った」という共通ルールがあれば、”Yo”という通知だけでそれが伝わります。

そして今回の場合、通常のニュースアプリのプッシュ通知よりも、「Yo.」の方が早く、得点が入ったことを通知してくれています。

ただし、そこにはそれ以外の情報が一切ありません。どこの国の対戦なのか、どちらの国のどの選手が入れたのかなどの情報はありません。つまり、共通ルールや運用方法をどのようにするかを事前に告知・決定することが重要です。

Moshe Hogeg 氏はインタビューの中で、他の活用例として、恋人同士の連絡について伝えています。ある男性は、常に彼女のことを考えていることを伝えるために、「Yo.」を活用しているそうです。

タップで “Yo” 、ダブルタップで “Yo Yo”となる

「Yo.」には、もう1つ機能があることを付け加えておきます。

登録した友達の名前をタップすると、相手のアプリは “Yo” と言い、ダブルタプすると “Yo Yo”と2回言います。これによって、「 “Yo Yo” の時は、OKの意味」のように、事前にルールを決めておけば、連絡やチャットが可能かどうかを通知することもできます。

現時点(2014年6月19日時点)では、ダブルタップした時に “Yo Yo” と言うのは音声のみで、画面上のプッシュ通知は、タップでもダブルタップでも同様に “Yo” としか表示されません。恐らく、今後改善されるのではないかと思います。

実際にiPhoneで使ってみた!「Yo.」の使い方

実際にiPhoneで使ってみた!「Yo.」の使い方

アプリを立ち上げて、自分のユーザー名を入力します。これで設定は終了です。

名前を入力する時は、「フリップ入力」しか使用できません。また、アルファベットの大文字と数字しか使えませんのでご注意下さい。

友達の追加「Yo.」の使い方

友達を追加するには3つの方法があります。

□携帯電話番号で検索【要注意】
□メッセージを送り招待
□名前を入力して検索

携帯電話の番号を入力して検索Yo

携帯電話の番号を入力して検索する方法は、日本でまだ使えないようです。機能しませんでした。

追記(2014/06/23):セキュリティに問題があるようで要注意

“Tiny Whaleの共同創業者でもありiOSデベロッパーでもあるJason Dinh(@xuki)氏によると、「Yo.」は他人の電話番号が丸見えであることをTwitterで警告している!”

電話番号を利用したユーザー検索は、セキュリティアップデートが行われるまで控えた方が良いでしょう。

引用:
【注意喚起】今話題の「Yo.」、登録した電話番号が丸見えであることが発覚!
gori.me(ゴリミー)

「SMS・Twitter・Facebook」で招待するYo

「SMS・Twitter・Facebook」で友達にメッセージを送り、招待することもできます。

友達の削除・ブロックだYo

追加した友達は、後でリストから削除したり、ブロックすることも可能です。シンプルで、いくらでも “Yo” を連続で送信できるので、迷惑な方をブロックする機能は確かに必須です。

管理画面Yo

いちお、管理画面・Myページ的なものもあります。自分が過去に何回の “Yo” を受信したかを見れたり、一度ブロックしたユーザーをアンブロック(ブロック解除)することもできます。

ちなみに、ブロックを解除しても、現バージョンでは自動的にリストに戻りませんので、手動で再度追加し直す必要があります。ブロック解除をする前に、相手のユーザー名を控えておいた方が良いでしょう。

通知Yo

実際に通知が来ると、 “Yo” という声(音声)と共に、画面にも表示されます。枠で囲んだ「Yo」の部分は、誰が送っても変わらず、”Yo” としか表示されません。その下の「From」の後に名前が表示されるという非常にシンプルな形です。

一見すると、この「誰から “Yo” と言われたか、そのことしか分からないアプリ」が、新たなコミュニケーションのスタイルを作ろうとしています。

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最後に:「Yo.」が見つけた隙間

「Yo.」は非常に小さな隙間を見つけたアプリだと思います。

「Facebook」のオリジナル機能「Poke」は非常に近いのですが、しっかりコミュニケーションを取ったり、「いいね」することが前提のFacebookでは、少し微妙な機能です。

しかし、「Yo.」は、その部分だけに特化することで、親しい間柄や信じれる関係において、事前に決めたルールに則ってコミュニケーションができるツールへと昇華させたのだと思います。

余計なもの全てを削ぎ落とし、お互いの時間を極限まで効率化したコミュニケーションが「Yo.」なのかもしれません。

□新しい「Yo.」に関する記事もチェック↓↓
【アプリYo使い方】IFTTTと連動してFacebook遺言を残すレシピを作ってみた

参考記事:
This App Lets You Say ‘Yo’ to Your Contacts. That’s It. (Wait, Is It?) BY SETH FIEGERMAN – Mashable

[1]引用:
Facebook、「Snapchat」にひとひねり加えた新アプリ「Slingshot」で再挑戦 – ITmedia エンタープライズ