チケット予約・発券を全てペーパレスにするアプリの進む先

written by 高橋慶彦
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好きなアーティストのライブ、
好きな俳優や演出家が手掛ける舞台、
興味深いアーティストとの展示会、
トレンドとモデルを間近で見られるファッションショー
漫画やアニメとコラボしたアトラクション企画など、
日々、様々なイベントが開催されています。

みなさんは、チケットをどのように手に入れていますか?

通常、店頭や電話で予約し、その後、
コンビニ等で発券を行うという流れが多いでしょうか?

今後、一部のイベントは、
そのような手間も、紙の発券も必要とせず、
アプリ上で全てを行えるようになるかもしれません。

既に、その仕組みを構築しつつあるスマホアプリが、
「tixee」というアプリです。

このアプリは、イベント運営側にもメリットがあります。
例えば、一瞬で売り切れになってしまうような
アーティストのライブなどであれば別ですが、
通常の場合、少しずつ売れていくチケットの窓口対応をする事務局を
何らかの形で設置する必要があると思いますが、
このアプリを利用すれば、その必要は基本的にありません。

予約も発券も全てアプリの中で完結しますので、
オペレーションコストを軽減することができます。
更に、イベント当日の会場では、参加者がアプリを見せ、
係員が、画面上でチケットを「もぎる」だけです。

この「tixee」が、今回のアプリのアップグレードに伴い、
新たな方向性へと進み始めました。

フィードという機能を追加し、そこには、
イベント主催者側やアーティストからの情報が表示されます。
これにより、メディア機能を強化しようというのが狙いです。

最近の人気・注目アプリの傾向として、
キュレーション系のサービスが非常に多いように感じます。

自分が欲していいる、自分に最適な情報、
そして、質の高い、クールで話題性の高い情報を
自動で収集し、表示してくれる機能を搭載したアプリです。

スマートテレビなども含め、1つの大きな流れとして、
キュレーションへの依存傾向が高まっているように思います。

実際にアプリを使ってみましたが、
もし、潜在的な欲求を抱えるユーザーを巻き込むには、
もう少し工夫が必要であると感じました。

ただ、確実にチケットを購入すると決めているユーザーが
不便になるようなことはあってはならないので、
その辺りのバランスが、今後の発展考える上で、
非常に重要なポイントになるのではないかと思います。