85%が利用?子供のスマホ・タブレット利用実態とビジネスの可能性

written by 高橋慶彦

株式会社インタースペースは、
同社が運営するママ向けコミュニティサイト『ママスタジアム』にて、
「子どものスマートフォン利用」を調査を実施しました。
(今回の結果は、タブレット利用を含みます。)

 □調査対象:子どもを持つママ(子どもの平均年齢:4歳)
 □調査期間:2014年1月23日~2014年2月6日
 □有効回答:582件

1歳児の74%、2歳児の85%がスマホまたはタブレットを使用?

同調査によると、「子どもがスマートフォンを使用することがある」と
回答した割合は全体の85%に達しています。

既にそんなにも多くの子供たちが幼い頃から、
スマホ・タブレットに触れているということを、
改めて数字で示されると、驚きを感じました。

年齢ごとに見た詳細の数値結果として、
0歳児では24%ですが、1歳児で74%へと急激に増え、
2歳児以降は90%という結果になっています。

Q.子どもがスマートフォンを使用することはありますか?

子どもがスマートフォンを使用することはありますか?

引用:~子どものスマートフォン利用調査~

また、「子どもがどのように利用しているか」という質問に対し、
Youtube等の動画視聴が56%で、
“お気に入りのキャラクターの動画を繰り返し見ている”
という声が多くあがっていたようです。
続いて、ゲームが43%、知育系アプリが20%となっています。

アメリカでは2歳未満の子供の38%が利用

海外と比較すると、日本の子供たちは、
どのぐらいスマートフォンやタブレットに触れているのでしょうか?

Common Sense Mediaが行った2013年の調査によると、
2歳未満のアメリカの子供の38%が、スマホまたはタブレットを
使用したことがあるという結果が出ています。

アメリカと比較すると、日本では高い比率で、
子供がスマホやタブレットに触れていることが考えられます。

参照:Zero to Eight
   Children’s Media Use in America 2013

子供と一緒に見る「親」に対するアプローチ

日本において、多くの子供がスマホやタブレットを通して、
動画やゲームに触れているとすれば、
当然、その親も子供と一緒に見ていることが考えられます。

子供が楽しめると同時に、
教育やコミュニティの創造にも繋がるコンテンツを提供できれば、
そこにはもっとビジネスチャンスが生まれないでしょうか?

最も単純な発想として、企業とアニメのコラボプロモーション。
そして、商品ノベルティとしてのコンテンツ配信。
また、既にあるインタラクティブ絵本を配信する新たな仕組み。
行政と連携した、地域学習に繋がるサービス。
動画を通じて、人と人を繋げるネットワークの構築。

まだまだ、様々な可能性が考えられます。

最後に

株式会社インタースペースは、同調査を受け、
相模女子大学子ども教育学科の専任講師である
七海陽さんから次のような話を聞いています。

“ 小さな子どもは、これから一生を生きていくための心身の力を発達させる大事な時期にあり、様々な体験をすることがその発達につながります。スマートフォンもそのひとつの環境として利用することは可能だと思いますが、その場合最も大事なことは、子どもに一人で使わせないことです。
 2-3歳の子どもが、テレビでヒーロー物を見て現実と混同するように、幼少期の子どもは与えられる情報を正しく判断する力が未成熟です。そこに親が介在し、例えば一緒にお気に入りのキャラクターの動画を見ているときに、「みんな、うれしそうだね~」など、子どもの気づきに共感したり代弁する声掛けや、「どうしてこうしたのかな?」など、キャラクターの感情や行動の理由について正しい認識が持てるように問いかけをすることなどがとても大事です。”

スマートフォンやタブレットを
子供の成長にとって、効果的なツールにするためには、
親の存在がとても大切です。