東北復興への覚悟。正念場、クラウドファンディング

東北で、前代未聞のクラウドファンディングが行われている。

クラウドファンディングって何?
「ある目的を達成するためインターネット上で、たくさんの人々から、少額のお金を集めること」
引用:【資金調達だけがクラウドファンディングじゃない! 起業家を応援する仕組み】 : CHALLENGE STAR blog

東北で、2012年12月にスタートし、これまで17人の起業家に対して、約1700万円の資金調達をサポートしてきたクラウドファンディング サービス「CHALLENGE STAR(チャレンジスター)」。

その「チャレンジスター」の運営と起業家支援を行う、一般社団法人MAKOTO の代表 竹井 智宏 氏が、前例の無いクラウドファンディングに挑戦しています。

□プロジェクト詳細:真に起業家が育つクラウドファンディングを目指して

クラウドファンディング「チャレンジスター」のWebサイトを改修するための資金を、自社のクラウドファンディングを活用して集めるという挑戦です。このプロジェクトを開始するにあたり、竹井氏は背水の陣で戦いに臨んでいます。

私たちは、真に起業家が育つクラウドファンディングを目指して、現行のチャレンジスターを大きく改修する事を決意しました。この改修是非を皆様に審判頂きたいと考えています。
(中略)
もし、目標額に達しない場合は、皆様から「チャレンジスターで起業家を育成する方向性は違う」と厳しい言葉を頂いたものと考え、チャレンジスターにおける新規プロジェクトの掲載を中止する覚悟を持って臨みます。サービスの継続を賭けて本気のチャレンジを行います!
引用:真に起業家が育つクラウドファンディングを目指して

竹井氏は、クラウドファンディングが「真の起業家の育成」という観点から、東北の復興において非常に大きな役割を果たし得ると考えています。そして、自社サービスの改修資金を自社のクラウドファンディングで集めるのには、明確な2つの理由が存在します。

復興を加速させる起業家育成とクラウドファンディング

震災後の決意、東北復興を実現する起業家支援。

一般社団法人MAKOTO の代表 竹井 智宏 氏は、埼玉県のご出身ですが、東北・宮城を第二の故郷と語ります。

東北大学で学生時代を過ごし、卒業後は、東北に本拠を構える唯一の地域密着型ベンチャーキャピタル、東北イノベーションキャピタル株式会社(宮城県仙台市)にて、ベンチャーの投資、支援に従事されていました。

そんな竹井氏に大きな転機が訪れます。2011年3月11日、東日本大震災。

震災後、竹井氏はそれまで以上に「自分が何をなすべきか。」を考えました。東北は、震災が起こる前から、人口の減少・若者の流出・産業の衰退など様々な課題を抱えていました。

震災の前の「衰退していく東北」に戻るのでは、復興とは言えません。多くの尊い命が失われた震災を乗り越え、東北がこれから更なる成長を目指す上で、新たな力として「起業家」という存在は、非常に重要です。

以前より、東北の経済活性化の実現を考えていた竹井氏は、自らの力を最大限活かす方法として、「志」を持った起業家が東北を発展させ続ける世界の創造に寄与すべく、会社を退社して自身も独立し、2011年7月に「一般社団法人MAKOTO」を立ち上げました。

竹井氏は、被災地の起業家・経営者を支援するため、様々な事業を展開しています。東北最大級のコワーキングスペース「cocolin ~志-Link~」の運営、七十七銀行と業務提携を結んだ創業・起業支援事業、そして、クラウドファンディング サービス「チャレンジスター」の運営を行っています。

□プロジェクト詳細と竹井氏のプロフィール
真に起業家が育つクラウドファンディングを目指して

東北の起業家の課題とクラウドファンディング

使命:世界に挑戦する力を持った「起業家」を東北から輩出する

震災以降、東北における新規事業立ち上げ数は、大幅に増えています。

日本政策金融公庫仙台支店がまとめた2013年度の創業融資実績によると、創業前か創業後1年以内の事業者に対する東北の融資件数は、前年度比16.5%増の1360件となった。増加は3年連続。若手起業家への融資件数の伸び率は全国7地区で最も高く、東日本大震災後の被災地を中心に見られる起業意欲の高まりが持続していることを裏付けた。
引用:河北新報(2014年05月24日)

しかし、現状では「想い」を持って起業しても、技術や経営ノウハウが十分でないために、2年、3年と持続的な事業経営をしていくことができない起業家が多いのも事実です。

「新生チャレンジスターの役割は、起業家の『志』を見極め、支援していくこと。」と竹井氏は語ります。

「志」を持った起業家の継続的支援を通し、その事業に5年、10年と発展していくような持続性を持たせていくこと、そして起業家と支援者との繋がりをより深いものにしてゆくこと、この二つを実践することで東北地方を「起業家が根付く活気ある土地」にしていくことが目標です。
引用:【MAKOTO代表 竹井智宏にインタビュー】 : CHALLENGE STAR blog

「チャレンジスター」は、スタートアップのサポートを行うだけでなく、立ち上げ後の継続的な支援を掲げています。

改修資金をクラウドファンディングで集める2つの理由

東北の起業家の先頭に自ら立ち、クラウドファンディングの必要性を問う。

今回、「目標額未達成の場合は、チャレンジスターにおける新規プロジェクトの掲載を中止する。」という覚悟で、自社サービスの改修資金を自社のクラウドファンディングで集めるのには、2つの理由があります。

1:東北の起業家の先頭に立ち、挑戦の意義を示す

まずは、自らが最初の一歩を踏み出し、挑戦の意義を示すことで、社会的課題を解決する東北の起業家に続いて貰いたいという理由があります。そのため、これまでの信用と信頼、全てを賭けて、自社ビジネスを加速させるために必要な資金調達を行うという強い覚悟で臨まれています。

責任感と使命感を持ってサービスを提供し、常に全力で社会課題を解決していく「志」ある起業家を支援者の方々と共に育てていくため、チャレンジスターを改修されたいと考えています。

2:チャレンジスターの必要性を皆様に問う

「チャレンジスターが社会にとって必要なのかどうか、『皆様に』判断していただきたい。」と、竹井氏は想いを伝えています。

社会に対して、よりクオリティと価値の高いサービスを提供するために、「自分たちが、社会にとって必要な存在なのか?」と自問自答を繰り返しながら、チャレンジスターを運営されてきました。今回の挑戦は、その問いを社会へ直接訴えかけるものです。

クラウドファンディングサービス「チャレンジスター」が、東北にとって必要な存在かどうかを問う挑戦です。

改修を行うの4つのポイント

今回の改修に伴い、竹井氏は4つのポイントを打ち出しています。

1:起業家とより多くの人を結びつけて事業を加速させる
2:周囲からの期待と責任を引き受けることで、起業家の成長に繋げる
3:起業家の負担を減らし、本業の推進に注力して貰う
4:次世代の起業家を育成する

この中には、起業家が事業の魅力をより伝えやすい環境を構築し、起業家と支援者のコミュニケーションをより深くするためのWebサイトのデザインとシステムの改修が含まれています。

その他、起業家と支援者のリアルなコミュニケーションの場の創造、起業家をご支援頂いた方への「名誉カブ券」を発行など、起業家と支援者の絆を深め、事業と起業家の成長を加速させる取り組みを強化することを約束しています。

□プロジェクトと改修ポイントの詳細
真に起業家が育つクラウドファンディングを目指して

最後に:東北の課題を、自分たち自身で解決する。

「志ある起業家を応援する仕組みの1つとして、チャレンジスターは、東北に必要かどうか?」
皆様にも是非ご判断頂きたいと思います。

特に、東北出身者の方々や東北にお住まい方々には、是非この挑戦について知って頂きたいです。そして、考えて頂きたいです。東北には、世界に勝負できるだけの「人材」と「地域資源」があります。

その資産を活かし、東北を笑顔と活気の溢れる場所にできるかどうかは、私たちの行動で決まります。

これは、他人事ではないのです。自分たちが年老いた時、そして、自分たちの子供や孫やその子孫たちが生きていく時代において、東北がどうなっているのかは、私たちの考えと行動で決まります。先延ばしは、もうできません。

「東北の課題を、自分たち自身で解決する。」
志ある起業家を応援・育成する仕組みは、東北に必要であると考えます。そして、自分自身も挑戦を続けます。

今回の挑戦について、私は、同志であり、恩人でもある竹井氏を支持します。

□クラウドファンディングは、誰でも、サポートできます。
 是非、挑戦の内容をご覧下さい。
 どうか宜しくお願い致します。
真に起業家が育つクラウドファンディングを目指して

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