モノが売れない時代。
日本全国・世界中、美味しいもので溢れている。特に、日本においては、実店舗でもネットでも、どこでもいつでも美味しいものが買える時代だ。競争も激しい。
結果、単にモノを売ることは難しくなっている。
地域の人と消費者をつなぐ、ファンづくり
消費者にしてみれば、美味しいのは当然。その上で、どれが最もコスパの良い商品かを選ぶ人も多い。
スマホを通じて、常に商品や企業を比較できる環境が身近にあるため、この競争に飲み込まれている限り、そう簡単にモノは売れない。
この解決策の1つとして、地域の人と消費者を直接つなぐ、会って話す機会をつくることが挙げられる。店頭販売や試食会は、そういった場所になる。
それでもモノを売ろうとする
折角、そういった場所に出向き、消費者と直接コミュニケーションを取れる機会を得ながら、それでも多くの人は単にモノを売ろうとする。
「まずは、食べてみてください。他とは違って、当社の商品はこうなんです。今なら、期間限定で安くなっています。」
それでは結局、消費者が普段ネットで比較している状況とほとんど変わらない。
まず伝えるべきブランド
ネットよりも長い時間、消費者と直接話す機会を得たのなら、まず伝えるべきはブランドだ。
□どのような歴史や背景があるか
□どんなことを大切にしているか
□商品を通じて何を実現したいか
□企業としてどんな未来を描いているか
□そのために何に取り組んでいるか
このような商品や企業としてのブランドを伝えることが重要だ。
ファンは商品を買う
あなたや企業のファンになってくれた人は、商品を買ってくれる。
「モノを売ろうとする前に、あなたが大切にしていることや想いを伝えて、ファンづくりを実現する。」
ベンチャーや中小企業が「選ばれる存在」になるためには、それが求められる。
「起業家人財」の育成に貢献
クラウドファンディグに挑戦中!
講座全体を通して主任講師を務め、特に「情報発信とブランディング」についてお伝えします。