
CSRや地域貢献をプロデュースし、顧客価値を高める。
お客様は、商品やサービスを選ぶ際、価格・品質などの機能的な価値だけではなく、企業理念・活動などの情緒的な価値を判断基準としています。CSRは、その1つになり得ます。
地域を豊かにするCSR活動を、顧客と共に盛り上げる!

顧客と一緒に、地域社会を豊かにする活動を盛り上げたい。
先日、「商品の付加価値によって、顧客価値を高める方法」についてご相談を頂きました。今回は、この付加価値をいかにCSRへと繋げ、企業だけでなく顧客と一緒に「地域社会を豊かにする活動」をプロデュースする際、参考となる情報をまとめてご紹介します。
地域活性化とCSR
筆者は「地域ブランド」という言葉で説明するようにしている。つまり、地域ブランドを向上させて地域住民が誇りの持てる地域をつくることが「地域CSR」のありたい姿である。
引用:CSRを考える:CSRを地域の誇りに | 日経CSRプロジェクト
ハードよりもソフトに重きを置き、地域の価値を高める「地域ブランド」構築へ繫がる活動を、顧客と共に行うことができれば、自らの行動に「誇り」を持てる環境を、顧客へ提供できるのではないでしょうか。
今なぜ、地域ブランドか
企業と人材を引き付けるためには、「地域自体をマーケティングの対象とするブランド構築」が求められる。今、そういう意味での地域ブランド戦略が必要だ。
引用:CSRを考える:地域ブランドとCSR | 日経CSRプロジェクト
これからの更なるグローバル化の中で、日本の各地域は、独自の価値を創造することが求められます。企業が、顧客と一緒に「地域ブランド」を構築できれば、それは地域に対する大きな社会的貢献となります。
損保ジャパンの事例から学ぶ、CSR活動

保険会社もCSR活動に取り組んでいます。損保ジャパンの事例から考えたいことは、NPOとの連携です。地域社会を豊かにすることを目指したNPOと連携することで、日本の各地域のブランド戦略を考えることはできないでしょうか? 顧客の協力によって、やり方次第では、数千万円から数億円のプロジェクトを考えることもできます。
JTBに学ぶ、地球いきいきプロジェクト

JTBは、地域ごとに環境美化活動を行っています。ここで、参考にしたいと考えるのが、地域ごとに活動を行い、その各地域の文化・産業などを紹介している点です。ここから、更に活動内容のストーリーを考え、顧客を巻き込むことができれば、地域活性化に大きく貢献できるのではないでしょうか。
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最後に:様々な観点から、顧客価値を高める。
お客様に選ばれ続けるためには、顧客価値を高め続けるしかない。
機能的な価値を改善し続け、情緒的な価値を創造し続け、企業としての存在意義やビジョンを伝え、掲げるミッションを達成するために、行動と改善を繰り返し行うことが求められます。
社会に必要とされ続ける企業は、必ず発展します。
著者:高橋慶彦(ブログ運営責任者)
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