1個から作れる!展示会で販促に繋げる小ロットのオリジナルパッケージの作り方

展示会で販促に繋げる小ロットのオリジナルパッケージの作り方

編集長の高橋です。

私は、印刷会社も経営していますが、
その会社で、注目しているのが、
小ロットのパッケージ印刷加工です。

展示会や見本市、あるいは、短期的な販促活動において、
その場でテスト的に、あるいは、来場者の興味をより惹くために、
小ロットのオリジナルパッケージを使用したいという要望があります。

実際に、展示会場で来場者に見て貰う、
あるいは、会場で配るチラシやパンフレットに掲載するために、
とりあえず、そんなに数は必要ないが、
実際のパッケージが必要になるということです。

今回は、展示会で販促に繋げる
「小ロットのオリジナルパッケージの作り方」についてご紹介します。

販促に繋げる小ロットのオリジナルパッケージの作り方

小ロットのオリジナルパッケージの作り方は、
大きく分けて、3つのステップになります。

 1. 設計・デザインをする
 2. 小ロット印刷をする
 3. カッティングをする

1. 設計・デザインをする

パッケージの場合、まず最初に設計を行います。

通常、この作業は、CADソフトを使用します。
Illustrator(イラストレーター)等のアプリケーションでも可能ですが、
設計作業は、CADソフトの方が断然効率が良いです。
寸法をきちんと決めた上で、細かく設計し、
プロジェクト内で情報を明確に共有する際に、その差が出てきます。

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当社の場合は、Artios CADという
包装・ディスプレイ設計専用のCADソフトを使用しています。
このソフトを使用すると、3Dの展開イメージも制作できるので、
クライアントへのプレゼンテーションや確認の際も非常に便利です。

設計後、そのデータに合わせて、実際のデザインを制作します。

2. 小ロット印刷をする

色に関して、厳密にする必要が無い場合、
小ロットのパッケージ印刷では、オンデマンド印刷・デジタル印刷を行った方が、
コストを大きく削減できる場合があります。

使用する印刷機にもよりますが、
サイズ・ロット数を考慮した上で、
オフセット印刷にするのか、オンデマンド印刷にするのか、
検討した上で決定しましょう。

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例えば、展開図の大きさがA3サイズ程度におさまり、
ロット数が100個以下で、用紙に関してもあまりこだわらなければ、
オンデマンド印刷の方が、通常はコストを低く抑えられます。

使用するオンデマンド印刷プリンタは、複数考えられます。
それほど厚い紙でなくても良ければ、トナータイプのオンデマンド印刷機、
厚みが必要であれば、シールに出力して厚紙に貼るか、
UVプリンタで厚紙にダイレクトに印刷する方法が考えられます。

3. カッティングをする

最後に、印刷したものをカットします。
小ロットの場合、カッティングマシーン使用することで、
コストを低く抑えることができます。

通常、ロットが多い場合は、抜き型を製作し、抜き加工を行いますが、
抜き型の製作だけでも、数万円は掛かってしまいます。
仕上がりサイズや抜きの複雑さにもよりますが、
ある程度の数が無いと、この抜き型製作代が、
大きなコストとなり、製作単価を上げてしまいます。

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そこで、小ロットの場合は、抜き型を必要とせず、
データに合わせて、カッター刃が自動で切ってくれる
カッティングマシーンが非常に便利です。

当社でも2台保有していますが、有名なメーカーでは、
日本製図器工業、ミマキエンジニアリング、グラフテックなどが挙げられます。

最後に

小ロットのオリジナルパッケージは、
展示会や販促イベントだけでなく、
ブライダルやギフト業界でも活用できるのではないかと考えています。

オリジナルを小ロットから、低コストで製作できれば、
その活用の可能性は非常に大きいと言えます。

最近、このオリジナルパッケージに注目している理由として、
単純におもしろい・楽しいというのがあります。
平面から3Dの視点で、デザインを考えた際に、
様々なアイディアが無限に溢れてくるおもしろさです。

この頃は、目にしたパッケージは、片っ端から分解しています。
みなさんも身の回りのパッケージが、
どのように作られているのか、よく観察してみてください。

今まで気付かなかった新たな発見があるかもしれません。