絶対に知っておいて欲しい10個のRBGの基礎:デザイナーのための印刷講座vol.1

絶対に知っておいて欲しい10個のRBGの基礎:デザイナーのための印刷講座vol.1

編集長の高橋です。

今や印刷通販は、当たり前になり、
毎日のようにプリントパックのTVCMを見るようになりました。

私が役員を務める印刷会社でも、4年程前に印刷通販サイトを立ち上げ、
全国の様々な方から注文を頂いています。
そこで、お客様よりデータを入稿して頂いた過去の経験から、
いくつか問題と解決法をご紹介していきます。

まずは、改めて振り返る「CMYKとRGB」についてです。
今回のブログでは、10個のRBGの基礎をご紹介します。

絶対に知っておいて欲しい10個のRBGの基礎

 1. 私たちが見ている世界は、RBG(光の3原色)で構成されている
 2. 白色光は、Red光・Green光・Blue光に分解できる
 3. りんごが赤いのは、りんごが赤色の波長の光を反射しているから
 4. 光を吸収して、ほとんど反射しない物は黒に見える
 5. 色の見え方には、個人差がある
 6. 色の見え方は、照明や環境光によって変わる
 7. ★洋服選びで失敗しないためには、お店の照明に気を付けろ★
 8. 同じ画像データでも、モニタや部屋によって見える色は違う
 9. 色管理には、共通のルール決めと画面モニタの設定・管理が必要
 10. モニタのキャリブレーションには、定期的・継続的な管理が必要

CMYKとRGBという色の概念

特に、WEBの業界、あるいは、印刷に直接関わったことが無い方にとって、
CMYKという色の概念は、あまり無いかもしれません。

私たちは、RGBの世界に住んでいます。
光の周波数によって、目が色を認識する世界です。

りんごはなぜ赤い?

例えば、私たちが「りんごは赤い」と認識するのはなぜでしょうか?

りんごが赤いのはなぜ?

光は、Red光・Green光・Blue光で構成されています。
それが、光の3原色(RGB)です。

ざっくりと説明すると、りんごが赤く見えるのは、
「りんごに当たって反射し、私たちの目に入ってくる光」が、
「Red光:多 Green光:微 Blue光:微」という状態だからです。
つまり、目に入ってくる光がほとんどRed(赤)だから、赤く見えるのです。

白っぽいモノは、「Red光:多 Green光:多 Blue光:多」という様に、
RGB全ての光が、ほぼ反射して目に入ってきているから白っぽく見えます。

逆に、黒っぽいモノは、「Red光:微 Green光:微 Blue光:微」という様に、
RGB全ての光をほぼ吸収し、あまり光が反射してこないので、黒っぽく見えます。

R値:MAX G値:MAX B値:MAX が 白。
R値:ZERO G値:ZERO B値:ZERO が 黒。
というのは、こういうわけです。

同じものでも人と環境によって見える色は違う?

光はモノに当たると、反射します。
モノの色は、人の目と脳が、その反射した光のRGB値を
どう解析するかによって決まっているのです。
それ故、個人差もあります。

照明・環境光

更に言えば、どこで物を見るかによっても色は異なります。
これは、照明や環境光が、どの色の波長で構成されているかに影響されます。

みなさんも洋服を買う時、店内で服を合わせた時に感じた印象と
家に帰ってから着た時の印象が違うという経験はありませんか?
これは、店内の照明が、家や外の照明・環境光と違うからです。

同じ画像データでも環境によって見える色は違う?

また、同じ画像データでも、画面モニタによって、見える色は異なります。
それは、モニタがその画像データをどのように表示するかが、
モニタ画面の発光方式、画面の設定で異なるため、発色が違ってしまうのです。

カラーボタン

ごくまれに、色の指定をする時に、
画像の色に合わせて欲しいというご要望がありますが、
それは、原則的には無理なことなのです。

なぜなら、使用しているモニタも、画面の設定も、
更に言えば、そのモニタを見ている場所の照明も異なる2つの環境において、
モニタを通して見える画像データは、同じにならないからです。

モニタのキャリブレーションの重要性

結局、色について議論する場合は、
共通のルール決めと画面モニタの設定・管理が必要になります。

この調整のことを「キャリブレーション」と呼びます。

更に、キャリブレーションは、定期的にかつ継続的に行う必要があります。
なぜなら、モニタの色は、日々少しずつ見える色が変化していくからです。

参考:なぜ必要?モニターのキャリブレーション | EIZO 株式会社ナナオ

最後に

印刷に関わる方だけでなく、WEB業界の方にも、
今回ご紹介した内容は、是非知っておいて頂きたいです。

最も大きな理由は、色に関するトラブルを防ぐためです。

印刷会社へデータを入稿をする際、
あるいは、クライアントにデータをご納品する際、
きちんと事前に、共通認識を持って情報を共有することで、トラブルは防げます。

デザイナーの方、ディレクターの方、営業の方、
企業の販促・広告・マーケティング担当の方の参考になれば幸いです。

もし宜しければ、みなさんが過去に経験した印刷に関するトラブルを
販促まとめFacebookページのコメントで是非共有して下さい!
ブログを通じて、一緒に解決していきたいと思います。