問題解決の3ステップ

問題解決の3ステップ

問題に直面すると、ほとんどの人は、まず対策案、すなわち「HOW」を出したがる。
(第1章)

問題解決の能力は、ビジネスをする全ての人にとって大切なスキルです。

リーダーだけでなく、チームを構成する全員が、問題解決の意識をもって行動できれば、強い組織を創ることに繋がります。

強い組織づくりを目指す人におすすめしたいのが、今回ご紹介する「問題解決――あらゆる課題を突破する ビジネスパーソン必須の仕事術」(著者:高田 貴久・岩澤 智之)です。

問題解決:ビジネスパーソン必須の仕事術

問題解決の3ステップ

本書籍の著者は、年間2万人が学ぶ講座を行い、トヨタ・ソニー・三菱商事などの大手企業へノウハウを提供する、株式会社プレセナス・トラテジック・パートナーズの創業者 CEOである高田氏と代表取締役 CHOである岩澤氏によって書かれたものです。

本書を通じて、同社が保有する問題解決のノウハウを学び、現場での実践へ繋げることができます。

(1)WHERE
   …問題がどこにあるのか
(2)WHY
   …その問題の原因は何か
(3)HOW
   …ではどうすればよいのか

(第1章)

必ずしも、1・2・3の順番で思考する必要はありませんが、この3つのステップを意識し、全ての要素を突き詰めることが問題解決には重要です。

そして、この思考プロセスを組織の中で行うためには、いくつかの注意点が存在します。

1:問題がどこにあるのか

問題はどこか、合意を取りつける。

問題がどこにあるのか

問題がどこにあるのか絞り込んだ後、組織の中で合意を取りつけることが重要であると、本書は伝えています。

後になって、上長の一言で「問題がどこにあるのか」を覆されることが無いよう、組織内での合意を取りつけておくことは大切です。

2:その問題の原因は何か

最低5回、「なぜ」を繰り返す。

その問題の原因は何か

トヨタ自動車には
「なぜなぜ5回」という言葉がある

(第1章)

1回の「なぜ」では、思考の深掘りが不十分であると、本書は伝えています。

「なぜ、そうなるのか? では、なぜ、そうなるのか?・・・」となぜを繰り返すことで、問題の本質が見えてきます。思考プロセスが浅いほど、本質ではなく表面的な部分しか見えていないと言えます。

また、「思い込みによる決めつけ」にも注意が必要です。広く、深く、問題の本質的な原因を突き詰めてください。

3:ではどうすればよいのか

HOWだけ考えるから、解決できない。

ではどうすればよいのか

本書では「深く考えずに目先の対策に飛びついてしまう思考特性」について言及しています。

現象を表面的にしか捉えられておらず、物事の本質を理解できていない人の傾向の1つとして、この思考特性が多く見られます。この様な思考プロセスで、根本的な問題解決を実現することは非常に困難です。

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最後に:本質を考え続ける力

大切なことは、「WHERE・WHY・HOW」という3つのステップの繋がりをきちんと意識しながら、PDCAを繰り返すことです。

成功するビジネスパーソンの共通点、その1つとして、本質思考を突き詰め、考え続けていることが挙げられます。

日々の実践によって、思考を習慣化することが大切です。成長を目指し、共に改善していきましょう。