【まとめ】情報社会のビジネスパーソン必須スキル「編集力」を高める方法

情報社会のビジネスパーソン必須スキル「編集力」を高める方法

2011年2月、佐々木俊尚氏の著書『キュレーションの時代』が発売されてから、3年半の月日が流れました。

現在、NAVERまとめ・Antenna・Gunosy・Vingow・NewsPicksなどのキュレーションメディアは、多くのユーザーを獲得し、大きな影響力を持つようになりました。

今、多くの有識者がビジネスマン必須のスキルとして訴える、「編集力」について考えてみます。

「編集力」を磨けば大きな武器になる!ビジネスで役立つ記事5選+参考サイトまとめ

「編集力」を磨けば大きな武器になる!ビジネスで役立つ記事5選+参考サイトまとめ

今回は、情報社会で戦うビジネスパーソンの必須スキルである「編集力」を学ぶための記事5選と参考サイト・関連記事をまとめてご紹介します。

□藤原和博氏が語る、人生を豊かにする「情報編集力」の秘密
□組み合わせによる化学反応で、コンテンツの独自性を高める
□「編集力」を高める最も簡単な訓練方法は「喩え話」
□イケダハヤト氏が斬る、新しい価値を提供するチカラ
□売れる商品は、もう無い!これからは「編集力」で売る時代
■参考サイト:無料であなたの「編集力」をチェック
■関連記事:【対談】情報編集の達人 松岡正剛氏 × 武田 隆氏

それでは、個々についてご紹介します。

藤原和博氏が語る、人生を豊かにする「情報編集力」の秘密

元リクルートフェロー、東京都で初めて民間人校長となった、教育改革実践家の藤原和博氏が、第21回東京国際ブックフェアの読書推進セミナーで登壇した際の内容が掲載されている記事です。

□情報編集力とは?

パソコンやスマートフォンの普及により、私たちをとりまく情報は著しく膨大化。「結果として、今は情報処理力よりも情報編集力が必要とされる」と藤原氏は語る。自分の頭の中にある記憶の中から正解をぱっと出せる力が情報処理力であるのに対し、情報編集力は、情報と情報の組み合わせを導き出す、いわば「つなげる力」だ。

□互いの脳と脳をまずはつなげる

自分の脳を拡張して人の知恵を手繰り寄せることで、自分だけの技術や経験では不可能だったことを体感できるようになる。そうして、自分の頭をやわらかくすることで解決への糸口が見えるのだ。

世界は、20世紀型の成長社会から、21世紀型の成熟社会へ移行しています。その中で、従来の日本の教育は「正解を当てること=情報処理力」を重要視し、ビジネス社会においてもそれが評価されてきました。

しかし、現代においては、それよりも、膨大に点在する情報と情報を組み合わせて、新しい価値を生み出す力が求められます。ビジネスにおいては、柔軟な思考が求められるブレストがそれに値します。

引用:【印象づけには名刺よりつかみ!】“情報編集力”で人生を豊かに!教育改革実践家・藤原和博氏(後編) – リクナビNEXTジャーナル

□過去記事:便利なマインドマップツールをチェック↓↓
【便利】勝てる企画書やプレゼン資料を生み出すチームを作る!使えるWebサービス5選+無料素材まとめ

組み合わせによる化学反応で、コンテンツの独自性を高める

株式会社The Startup 代表取締役 梅木雄平氏が自社メディアで執筆した「編集力」に関する記事です。

□組み合わせによる化学反応を追求する力

素材をそのまま出すのではなく、組み合わせの妙によりオリジナリティの高いコンテンツに仕上げるのが、編集力ある書き手のなせる業

□「編集力が足りない」と思っている人へ

「編集力が足りない」と思っている人は、「何かと何かを結びつけること」思考訓練を日々してみるといい。「あの経営者にはあの女の子が合うに違いない」でもいい。その精度が高ければ企画は成立しますし、実際に僕がとある女性をとある経営者に紹介して、上手く需給が合致していました。

「メディア」を語る上で、「編集」というキーワードは必ず出てきます。ここで言う「編集力」は、「企画力・人を巻き込む力・高いアウトプット能力」の3つに分解できます。

「編集力」の産物として、素材の組み合わせによるオリジナリティの高いコンテンツが上げられます。料理と同じように、どの素材とどの素材を組み合わせるか、素材にどのような味付けをするかで、お題の素材が同じでも、成果物は違うものに成り得ます。

引用:編集力=組み合わせによる化学反応を追求する力:The Media8 | The Startup

「編集力」を高める最も簡単な訓練方法は「喩え話」

戦略PRコンサル会社ビルコムに所属し、関西のファッション/カルチャーマガジン編集長を務める、原亮介氏がHuffington Postに寄稿した記事です。この記事は、Antennaにも取り上げられていました。

□情報を単純にアウトプットするだけでは、価値がない

モノゴトが複雑化、多様化する今、情報と情報や、そのコンテクストを、統合・ミックスし、新たに価値創造することや、モノゴト自体をわかりやすい表現で可視化、伝達することは極めて重要だ。

□編集力を高める誰にでもできる最も簡単な方法

喩え話は、情報と情報の間の「関係」を編む、編集行為そのものなのだ。
喩え話の持つスキルアップの力をざっくり”ファイブフォース”で整理してみると、こんなイメージだ。
1:モノゴトの要素分解力が高まる
2:多面的に分析・解釈する力が高まる
3:相手視点のコミュニケーション純度が高まる
4:イノベーションを生みやすいアイデア脳になる
※イノベーションとは潜在的ニーズ・欲求の解決
5:結果として面白い奴になる
※芸人は編集力が高い

東洋経済オンラインの佐々木編集長が書いた記事が反響を呼び、編集者が再び注目を集めています。「編集力」は特別なスキルであり、それがビジネス・マーケティングの領域でも、改めて重要視され始めています。

この「編集力」を高める方法として、喩え話を日常的に行うことを提案しています。喩え話は、情報と情報を頭の中で結び付け、新たな価値を生み出すという編集行為そのものと言えます。

引用:次代の最重要スキル「編集力」を高める最も簡単な訓練法を教えよう | 原亮介

イケダハヤト氏が斬る、新しい価値を提供するチカラ

プロブロガーのイケダハヤト氏が自身のブログで投稿した、サイバーエージェントと「編集力」に関する記事です。

□「編集力」とは?

「その組織に固有の価値観を持って、コンテンツの元となる『素材』を集め、編み、『新しい価値』を世の中に提供していく能力」

□「編集」で大切なこと

ここで大切なのは「新しい価値」を提供していくことです。要するに二番煎じではだめなのです。

LINE社と比較し、サイバーエージェント社が運営するブログマガジン「B.L.G.」を批評する中で、Webメディア運営における「編集力」の重要性について語っています。

編集という仕事においては、単純にライターを集めるだけでなく、ライター個々の特性が活きる提案力(企画力)が求められます。新しい”食材”で、新しい価値を提供することが重要です。

引用:サイバーエージェントには「編集力」が足りない : まだ東京で消耗してるの?

売れる商品は、もう無い!これからは「編集力」で売る時代

エクスペリエンス・マーケティング 主宰 藤村正宏氏が、自身のブログに執筆した記事です。

□商品を売るために必要な「編集力」

「編集」っていうのは、何かと何かを組み合わせて新しい価値をつくる、ということです。「関連させる力」が「創造力」ってことです。どういう情報を編集して、どういうふうに価値をつくり出すかということが、とても重要な時代なんだなと思います。編集して売る時代、ということです。

□商品にどういう意味付けをする方法

商品の要素を抽出してみる。専門的な使い方ができないかを考えてみる。商品のターゲットをせまくしてみる。他の使い方ができないか考えてみる。などなど、あなたの商品やサービスを深く考えて、独自の価値を付加できないかを考えてみることです。

「編集力」は、出版やメディア運営に携わる人だけのものではありません。これからの時代、「売れる商品」と定義付けできるものは無くなり、商品を売るための編集力が求められます。

自社が提供する商品やサービスの「独自の価値」を深く考え、ターゲットの心に届く売れるストーリーが重要になることを成功事例を交えて説明してくれています。

引用:売れる商品があるというのは幻想。「編集力」を鍛えることが肝要。

参考サイト:無料であなたの「編集力」をチェック

編集力チェック | イシス編集学校
イシス編集学校は、先程ご紹介した松岡正剛氏の「編集術」を学べるインターネット上の学校です。こちらのサイトの中に、無料の編集力チェックツールがあります。授業で使用されるような「お題」体験し、サイトから「指南メール」を受け取れます。

関連記事:【対談】情報編集の達人 松岡正剛氏 × 武田 隆氏

【松岡正剛氏×武田隆氏対談】(その1)日本のインテリジェンスが息絶える前に IT業界が取り戻すべき“編集力”(ソーシャルメディア進化論2014|ダイヤモンド・オンライン):
ブックナビゲーション「千夜千冊」の運営者、情報編集の達人中の達人である松岡正剛氏と、『ソーシャルメディア進化論』の著者でもある、エイベック研究所 代表取締役 武田 隆氏の対談記事です。

情報社会のビジネスパーソン必須スキル「編集力」を高める方法

みなさんも、これまでご紹介した内容から、「編集力」とは何か考えてみましょう。以下は、私なりにまとめた「編集力」の定義です。

□編集力:
「情報という素材を組み合わせ、今までに無い価値を生み出す能力。そして、ユーザーが分かりやすい表現で、その新しい価値を社会に対して提供し続ける能力。」

みなさんも、これまでご紹介した内容から、自分なら何をするか考えてみましょう。以下は、私がこれから行うべきと考えていることです。

□編集力を高める方法:
■良質な情報を大量にインプットし続ける(読書・購読・独自リサーチ)
■1人でもマインドマップでブレストを行う(思考の訓練)
■インプット情報とブレスト内容を基にブログを毎日書く(表現の訓練)
■コピペだけでなく、組み合わせと客観的な分析を行う(新しい価値の創造)
■ブログ記事を読者に向けたコメント付きでSNS投稿する(コミュニケーション)

□みなさんもブログを本気で書いてみてはどうでしょうか?↓↓
【Web】私がWordPressで、毎日ブログを書いて得た8つのこと

最後に:編集は、デザインと似ている。

今回のブログを書いていて感じたことがあります。編集は、商業デザインと似ています。

□良質な素材を探す
□様々な観点から組み合わせる
□新しい価値を生み出す
□ユーザーに伝える
□社会に対してメッセージを表現する

■編集:文字を中心に「読みもの」を作成
■商業デザイン:図形や画像を中心に「見るもの」を創造

デザインは、より先天的なセンスや能力が求められると思います。編集も、センスは重要ですが、それ以外の部分を徹底的に追求すれば、誰でも「編集力」を磨くことはできると思います。

是非、「編集力」を磨くためには、自分なりに何ができるのかを考え、効果検証と改善を繰り返しながら、ビジネスの成果へ繋げて下さい。

□読書で良質なインプットを実現したい方にオススメ↓↓
【便利】成長したいビジネスパーソン必見!本の要約サービス8選まとめ

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