成長を続けるリーダーに学ぶ、課題解決の7つの法則

成長を続けるリーダーに学ぶ、課題解決の7つの法則

孤独な経営者が、成長し続けるための7つの法則。

10月17日、宮城県仙台市で、EO東北分科会の10月例会を開催しました。

EO-Entrepreneurs Organization(起業家機構)は、1987年にDell Inc.の創設者マイケル・デル氏らによって設立された、年商$1MILLIONを越える会社の若手起業家の世界的ネットワークであり、「EO東北分科会」は、EOの日本における支部であるEO JapanEO Osakaが支援する、東北の起業家・経営者のグループです。

私は、EO東北分科会の一員として、東北の復興と経済活性化を実現すべく、日本で3番目のEO支部になることを目指し、共に成長を続ける同志を、東北に結集させようとしています。

今回は、日本にただ1人しかいないフォーラムトレーナーであり、株式会社ビジアの代表取締役を務められる桑原英男氏を講師としてお招きし、EOにおけるキラーコンテンツである「ファーラム」について、お話を頂きました。

「フォーラム」の価値を理解するには、最低丸1日を要するトレーニングと実践の中で培われる経験が必要になりますが、ご講演頂いた内容から、いくつかの要素を抽出し、リーダー・起業家・経営者として成長し続けるために有効的な「課題解決の7つの法則」をご紹介します。

経営者の成長に必要な、マインド・真の仲間・仕組み

経営者の成長に必要な、マインド・真の仲間・仕組み

事業を発展させ、社会に必要とされる企業をつくるためには、リーダー・起業家・経営者である私たち自身が自己成長をし続け、様々な経営課題を解決していく必要があります。

それを実現するために、私が今回のご講演で学んだ「課題解決の7つの法則」をシェアします。

1:自己責任
2:必死よりも本気
3:徹底的に掘り下げる
4:信頼できる仲間と環境をつくる
5:助言しない、否定しない
6:成長を加速させる相互シェア
7:継続的改善と仕組み化

それでは、個々についてご説明していきます。

1:自己責任

原因は常に己の中にあり、課題を解決できるのは己だけ。

原因を他人や外的環境に求めている限り、課題が解決されることは決してありません。仮に、問題の処理ができたとしても、それは結局、その場しのぎの「対処」でしかなく、課題を「解決」できたわけではありません。このような場合、往々にして、同じような問題が再発します。そして、なぜそれが起きるのかを理解できていません。

また、自分以外の人間が対策を教示してくれることはあったとしても、他人は決して課題を解決してくれません。あなたの課題を、あなた以上に理解できる人間は存在しません。自己の課題は、責任をもって、自分自身で解決するしかありません。

2:必死よりも本気

どんなに必死を装っても、本気でなければ意味が無い。

どんなに時間を掛けても、どんなに数をこなしても、どんなに困窮しても、その課題に対して、本気で取り組まなければ、根本的な解決はできません。必死になることも大切ですが、それ以上に本気で向き合うことが重要です。特定の課題に対して、本気で向き合わなければ、その場・その瞬間が過ぎ去ると、人は忘れてしまいます。

本当に本気であるのならば、その結果が出た後、他人からの指摘がある前に、自発的な自己検証が行われます。それが行われない、あるいは、何かしらの言い訳をしている内は、本気で向き合っているとは言えません。

3:徹底的に掘り下げる

表面的に対処することより、本質を理解することが重要。

特定の課題が浮上した際、表に出ている問題に対して、どのように対処すべきかを考える必要はあります。しかし、課題の本質をきちんと理解し、その根本を解決しなければ、類似した問題が再び発生します。どのように対処するかを考えると同時に、何が原因で、その問題が起きているかを徹底的に掘り下げる必要があります。

例えば、「優秀な人材が、属している部署の責任者と揉め、会社を辞めたい。」と言っている状況があったとします。この時、最も大切なことは、対処方法を探すことではなく、原因・課題の本質を突き詰めることです。尚、この場合も、社員に対して原因を求めるのではなく、組織の体制や仕組み、経営者自身の言動やマインドに対して、原因の追求を行う必要があります。

4:信頼できる仲間と環境をつくる

孤独な経営者には、信頼できる仲間と環境が必要。

基本的に、経営者は孤独です。抱えている課題が重ければ重いほど、他人にそれを話せない方が多いでしょう。時には、その課題を抱えきれず、非常に悲しい結末を迎えることすらあります。EOが提供する、フォーラムというコンテンツも、そのような事件をきっかけに生まれたものです。

EOの入会時、そして、フォーラムに参加する前、参加者は、NDA(秘密保持契約)をお互いに結びます。ここで知り得た情報を、外部に対して漏洩する行為やそれに繫がる行為を一切禁じるものです。これによって、経営者は、どんな悩みも話すことができる環境を得ます。そして、その環境の中で、信頼できる仲間の絆が更に深まっていきます。

5:助言しない、否定しない

助言や否定から衝突が生まれ、対等関係が崩壊する。

信頼できる仲間をつくる上で、注意点があります。それは、助言や否定をしないということです。行うべきは、経験と感情のシェアのみです。このルールを破ると、少しずつズレが生まれ、対等関係が崩壊します。例えば、私があなたに助言したとします。仮に上手くいった場合、私が優位性を感じるかもしれません。上手くいかなかった場合、あなたは私に対して、負の感情を持つかもしれません。

故に、仲間の中で対等関係を維持するためには、「私は、○○○でした。」という自分の経験シェアで止めることが重要です。その言葉の後に「だから、○○○。」を付与してしまうと、助言や否定が発生します。会話の中で、この点を意識するだけでも、対等関係の維持に繫がります。それに結局、冒頭でお伝えした通り、どんなに助言しようとも、課題は当人しか解決できません。

6:成長を加速させる相互シェア

経験を疑似体験する、複数人との相互シェア。

先程も少しお伝えしましたが、信頼できる仲間の中で行うべきは、自分が人生の中で実際に体験した、経験と感情のシェアです。自己責任を理解した上で、物事に対して本気で取り組み、課題の本質を捉えた上で、自分の中にある経験をシェアします。その際、生まれた感情も含めてシェアすることで、聞く側は体験者の経験を疑似体験できます。

そして、それを小グループの複数人で行うことで、1つの課題に対する複数の経験を疑似体験できます。この方法を実践すると、通常であれば、失敗を繰り返しながら、実際に試行錯誤することでしか得られない、貴重な経験を一度に複数得ることができます。これが、経営者の成長速度を加速度的に高めることへ繫がります。

7:継続的改善と仕組み化

全てにおいて、継続的に改善しながら仕組み化することは重要。

ビジネスにおいても、マーケティングにおいても、継続的な改善を繰り返すことでしか、成果を出し続けることはできません。ここまでご紹介した、課題解決の方法についても同様のことが言えます。常に、自分の中で、情報と方法をアップデートしていく必要があります。

また、人は忘れる生き物です。一時の体験や感情で終わらせず、それを習慣化しながら、自分の中でのルールを構築し、成功サイクルをつくるために、仕組み化を行わなければいけません。それを続けない限り、自己責任や本質を追求することができず、結果的に問題が再発します。最初に戻りますが、自己責任を常に強く意識することが大切です。

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最後に:経営者自身の成長が求められる

なぜ、企業を経営するのか。

多くの経営者は、掲げるビジョンを実現するためだと答えるでしょう。そして、それを実現するために、掲げるミッションを達成する必要があります。そのためには、まず、経営者自身が成長を続ける必要があります。

課題解決の場において、「失敗から学ぶ。」ということがよく言われますが、これには相当な本気度が求められます。当人が、その課題に対して、本気で取り組まなければ、結局、何かを得たつもりになっているだけで、本質的には何も学べず、その後も同じ失敗を繰り返します。

自分自身で、客観的に課題の本質を捉え、深堀りすることを習慣化し、それを継続的に改善しながら、仕組み化する必要があります。

私は、東北の地域経済を活性化させ、笑顔と活気の溢れる社会を創造するため、起業家として東北に雇用を創出します。その実現のため、成長と貢献の精神で、挑戦を続けます。東北、日本、そして、社会を共に豊かなものにしていきましょう。

著者:高橋慶彦(ブログ運営責任者)

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