イラストレーターのEPS保存時は配置画像に注意

イラストレーターをEPS保存する時は配置画像に注意

イラストレーター(Illustrator)データをEPS保存する際、画像が勝手に埋め込まれる?

イラストレーターデータを「.ai」ではなく、「.eps」で保存する際、特定の条件下では、リンクした状態で配置したはずの画像が勝手に埋め込まれてしまうので、注意が必要です。

イラストレーターに配置する画像はEPS形式にすべき?

イラストレーターに配置する画像はEPS形式にすべき?

JPEG・PNG画像の配置は、できるだけ止めた方が良い。

イラストレーターのドキュメント内に、JPEGやPNG形式の画像を配置すると、次のようなことが自動的に起きます。

1:イラストレーターのデータが「.ai」形式の場合は、
  配置画像がリンクされる。

2:イラストレーターのデータを「.eps」形式で保存し、
  ファイルを閉じてから開き直すと、
  リンクした状態だった配置画像が勝手に埋め込まれてしまう。
  更に、JPEG画像に至っては、埋め込まれた時点で、
  「リンク」パネルに名前も表示されなくなる。

勝手に埋め込まれると、どんな問題に繫がるの?

後から画像を補正・修正した際、反映されない。

この勝手に埋め込まれる現象が発生した場合、最も懸念されるのは、画像を後から補正・修正した場合に起きるトラブルです。

デザインを行い、クライアントにデザイン校正・色校正の確認を行った後、画像の修正・補正依頼が入ったとします。リンク配置しているから、自動的に反映されたと思い込み、万が一確認を怠ると大変です。実際は、勝手に埋め込み状態になっているため、画像を修正しても、配置先のイラストレーターデータ上では、修正が反映されません。

結果、最悪の場合、確認不足で印刷工程まで進行してしまったら、全て印刷をやり直す必要があります。基本的に、修正後の確認さえしっかりすれば回避できるトラブルかもしれませんが、未然に防ぐ必要があります。

画像ファイルをEPS保存すれば、全て解決!

イラストレーターに配置する画像は、EPS形式で保存しましょう。

イラストレーターに配置する画像を「EPS形式」で保存すれば、このような問題は起きません。イラストレーターデータを「.ai」で保存しても、「.eps」で保存しても、画像はリンクを保持したまま配置されます。

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最後に:小さなミスが印刷では命取り

印刷のデータを作成する際、小さなミスが命取りになります。

Webの場合は、間違いに気付いた段階で修正することもできますが、印刷物の場合、印刷が開始されてしまった時点で、後戻りはできません。改めて、用紙を手配し、印刷をやり直すため、コストが掛かります。また、それによって納期に遅れが出た場合、信用も失います。

今回のような小さなミスにも細心の注意を払いながら、クライアントのために価値の高いサービスを提供して下さい。