イラストレーター:効果の一部を適用しない方法

イラストレーターで効果の一部を適用しない方法

効果を適用したオブジェクトに、パスファインダーを使用したい。

【悩み】
イラストレーター(Illustrator)を使用し、オブジェクトに対して、「角を丸くする」の効果を適用しました。その後で、パスファインダーを使用し、「分割」や「前面オブジェクトで型抜き」を行ったところ、思うような図形が作成できません。解決策は無いでしょうか?

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この悩みは、簡単に解決できます。実際の例を基に解説します。

効果適用後に行うパスファインダー:イラストレーター

今回は、六角形の図形に、「角を丸くする」の効果を適用したものを題材に考えてみます。

「角を丸くする」の効果を適用

こちらの図形を途中で分割してみたいと思います。今回は、パスファインダーの「分割」を使用します。

パスファインダーの「分割」

同じ六角形を使用し、パスファインダーの「分割」を行います。

しかし、このままでは、「角を丸くする」の効果を適用した六角形の形を維持したまま「分割」ができません。切り取った部分が丸くなってしまったり、逆に丸くならない部分が出てしまったり、思うような結果になりません。

形を維持したまま「分割」

このような問題は、たった1つのステップで解決できます。

アピアランスの分割

効果を適用した「角が丸い六角形」を選択し、「オブジェクト」メニューの中にある「アピアランスの分割」を選択します。

アピアランスの分割

これによって、図形に適用されていた「効果」が無くなり、パスの形状が変更されます。

「アピアランスの分割」を行った後に、パスファインダーの「分割」を行ったものが以下になります。

アピアランスの分割とパスファインダーの分割

「角が丸い六角形」の形を崩さずに、キレイに分割できました。

注意点

「アピアランスの分割」を行うと、「効果」の数値変更ができなくなります

「効果」のメリットは、後から数値を変更して、形状や効果の度合いを修正できる点にありますが、「アピアランスの分割」を行ってしまうと、それができなくなります。

「アピアランスの分割」を行う場合は、可能な限り、別名で保存するか、分割前のオブジェクトを残しておくことをオススメします。

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