
「壁」と感じたことが無い。
先日、私が所属するEO東北分科会で開催した、グロービス代表の堀 義人 氏と青山フラワーマーケットを経営する井上 英明 氏のパネルディスカッションの中で、堀氏が伝えた言葉です。
壁ではなく「階段」と考える
経営課題が浮上。それは壁か?
1億の壁、5億の壁、10億の壁などが、一般的に言われる売上の壁です。その他、より具体的なものとしては、販路拡大の壁や海外進出の壁などがあるでしょう。
アントレプレナーとして成長を続ければ、事業を行う中で様々な経営課題が浮上します。しかし、それらは本当に「壁」でしょうか?
パネルディスカッションの中で、ファシリテーターの方が、堀氏と井上氏へ1つの質問をしました。
「一般的に言う、壁というものをどのように捉えられていますか?」
それに対して、堀氏は次の様に答えられました。
「壁と感じたことが無い。成長へのステップと認識している。」
物事を中長期的に考える

課題は、乗り越えるべき1つのステップ
壁を感じた時は、あなたが掲げるビジョン・ミッションに基づき、中長期的な計画を見直してみてください。そして、あなたが最終的な目的を達成するための「階段」をもう一度描いてみてください。
今、直面している「壁」は、その階段のどこに位置しますか?
「壁」を感じている時、私たちの多くが、目の前の壁しか見えていません。故に、それが大きな壁に見えるのです。そんな時は、少し自分自身の視点を少し引いて、物事を広く見てみてください。
そうすると、今まで壁だと感じていたものが、実は中長期的なゴールへ到達するための「階段」の中の「1つのステップ」に過ぎないことが分かります。
経営課題を解決する具体的な方法は、「堀義人氏に学ぶ、経営課題の解決法」にてご紹介します。
是非、あなたが「壁」を感じた時、参考にしてみてください。
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堀義人氏に学ぶ、時間管理術と10の行動
最後に:本気でゴールに到達したいか?
最後は、あなたがどこまで本気なのか、その覚悟が求められます。
成功しているアントレプレナーに共通している点は、ひたすら考え続けていることです。本気で、目的を達成したいのならば、その過程における1つひとつの階段を乗り越えるしかありません。
そのために何をすべきか徹底的に考え続けましょう。そして、それを楽しみ、共に成長を続けましょう!