戦略で重要な事は捨てること。グロービス堀義人氏に学ぶ、ビジネスで勝つ思考

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リーダー育成のビジネススクールとして、東京・大阪・名古屋・仙台・福岡・オンラインでMBA(経営学修士)プログラムを約2500名の修了生に提供し、開学から10年という期間で日本最大級の経営大学院へと成長した、グロービス経営大学院

2016年12月3日、そんなグロービス経営大学院と、東北から世界へビジネスを展開する起業家・若手経営者の組織「EO Tohoku」とのコラボイベントとして、東北の起業家・経営者・起業志望者を対象に、グロービス経営大学院 学長の堀義人氏による特別セミナーが、宮城・仙台で開催されました。

□前回の記事↓
モチベーションを上げる方法は必要ない。グロービス堀義人氏に学ぶ、起業家精神

そのセミナーの中から、今回は「戦略とビジネスで勝つ思考」についての学びをシェアします。

ビジネスで勝つための戦略

堀氏は、「高い志と高い能力」の両方が起業家に求められると伝えてくれました。

高い志を持つと共に、冷静に実行可能な戦略を考え抜く能力が必要となります。

「戦略で重要なことは、捨てること。
戦うドメインを明確にし、勝つための方法を考える。」

自らの使命を実現するために、取り組むべきことを1つか2つに絞り込めるかが鍵となります。絞り込む過程で、捨てることが必要になります。

そして、自社を勝ちやすいポジションに置く「5つの経済性」がポイントとなります。

ビジネスで勝つための「5つの経済性」

1:規模の経済性
  圧倒的な競争力を身に付ける

2:範囲の経済性
  関連する総合力を鍛え上げる

3:コミュニケーションの経済性
  高いブランド力を構築する

4:時間の経済性
  圧倒的なスピードで行動する

5:世界の経済性
  大きな市場へ出て、世界を味方にする

「勝ちやすくするための優位なポジションへ会社を置くことが、戦略的にビジネスを行うことである。」と堀氏は伝えてくれました。

最も大事なことは、ユニークであること

ビジネスで勝つためには、ユニークさが求められます。

堀氏は、「自分の勝てる土俵で戦う、そして、他者ができないことを行うことが重要。自分たちは、それを実践してきた。」と語ります。

それは、自分たちが既存の企業やサービスとは「全く違う存在になること」です。時として、今ある企業やサービスと真逆のことを行うことも有効であると言います。

戦略と捨てることの重要性

戦っても勝てないところで勝負しても、結果は見えています。

ビジネスで敗北を繰り返せば、自分のみならず、会社に関わる全ての人々を不幸にすることにもなりかねません。

起業家には、勝つための戦略を考え抜き、行動と改善を繰り返すことが求められます。そのためには、勝てないものを捨て、勝てるところに集中して取り組むことが重要です。