大企業には成り下がらない。孫正義氏の名言

2015年3月期 決算説明会において、ソフトバンク 代表取締役社長 孫正義氏は、同社が目指す成長戦略を提示した。

ソフトバンクは、現在主軸としている通信インフラ事業から、インターネット関連企業への投資に成長の軸足を置き、「世界のソフトバンク」を目指す。

孫正義氏は創業30年を経て、次の30年も「大企業には決して成り下がらない。」と伝えた。

孫正義氏の名言

孫正義氏は、自身の後継候補として、Googleから引き抜いたニケシュ・アローラ氏を代表権のある副社長に起用する予定と伝えた。

通信からインターネットへと成長軸を展開させ、世界で新たな企業モデルを目指す。今回は、決算説明会 動画から、孫正義氏の言葉を3つご紹介しよう。

1:孫正義氏の名言/IT業界の課題
2:孫正義氏の名言/衰退の要因
3:孫正義氏の名言/解決策

それでは、個々についてみていこう。

1:孫正義氏の名言/IT業界の課題

孫正義氏の名言/IT業界の課題

IT企業が抱える共通の問題点をつくづく感じる。30年ライフサイクルという、成長率の問題。30年経つと、ほとんど成長しなくなってくる。

成長しなくなった企業は、いずれ衰退していく。孫正義氏は過去30年の中で、様々なトップブランドが成長しなくなる現実を目の当たりにしてきた。

起業家・経営者は、自社の成長率を高い水準で維持し続けるため、常に考え続けなければいけない。そして、それを実現するモデルを構築する必要がある。

2:孫正義氏の名言/衰退の要因

孫正義氏の名言/衰退の要因

テクノロジーが古くなる。
創業者が年をとる。
ビジネスモデルが古くなる。
3つのキーファクターが陳腐化する。

時が流れれば、必然的に技術・人・モデルは古くなる。故に、企業はイノベーションを起こし続けなければいけない。

革新性を失ったベンチャーは、衰退の道を辿る。社会と顧客のニーズに対し敏感に、今までに無い新たな価値を提供し続ける必要がある。

3:孫正義氏の名言/解決策

孫正義氏の名言/解決策

我々ソフトバンクは、30年経っても、次の30年でも、決して大企業に成り下がりたくない。大企業に成り下がるということは、私にとっての最大の屈辱である。最大の失敗である。ソフトバンクは、30年たった今も、ベンチャラスでありたい、輝いていたい、伸び続けていたい。そのための解決策は、我々自身が「革新的な起業家集団」であること。

決算説明会では、ソフトバンクが投資する世界のITベンチャーが紹介された。ソフトバンクは、各ベンチャー企業の30-40%の株を保有する筆頭株主。

孫正義氏は、このようなベンチャー企業とその起業家を「共にイノベーションを起こすパートナー」として考えている。同じ野心的な起業家として、お互いにシナジーを出し合い、ビジネスモデルを革新し、共に成長し続ける。

それが、孫正義氏の掲げる新たな企業モデル「革新的な起業家集団」だ。

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最後に:持続的な成長モデル

ビジョンをどう示すかで企業の未来は決まる。

人々の共感を得る、壮大で価値の高いビジョンを掲げ、そのためのミッションを遂行し続ければ、その企業は社会と顧客から必要とされる存在になる。

それを実現するため、持続的な成長モデルを構築し、アップデートし続けよう。共に成長を続けるために。