
会話術は、ビジネスパーソンに求められるスキルの1つ。
同僚とのコミュニケーション、社内会議での議論、クライアントとの打ち合わせなど様々な状況において、相手に「伝える」というスキルは非常に重要です。
どのような部署で働くとしても、新入社員教育の中で、基本的な会話術はきちんと伝えておきたいですよね。
会話術に関して、非常に長けた人たちがいます。それは、起業家です。
新入社員教育:天才起業家に学ぶ、基本会話術

成功し続ける起業家は、会話術に長けています。そして、以下の3つの重要性を理解しています。
□シンプルであること
□ロジカルであること
□聞き手にとって価値があること
Zip2・PayPal・テスラモーターズ・スペースX・ソーラーシティと様々な分野でビジネスを成功させる、天才起業家イーロン・マスク氏。
TEDでのトークセッションから会話術を学びましょう。
正直、イーロン・マスク氏は、あまりスムーズに話せていませんね。しかし、それは大した問題ではありません。多少噛んでも大丈夫。
ここでお伝えしたいのは、もっと重要な3つのポイントです。
1:シンプルに理解できる話し方

【ポイント】
最初に、何個の話をするか伝える
「2つの要素があります。」「3つの理由があります。」など、これから何個の話をするかが明確であれば、聞き手はあなたの話をよりシンプルに理解できます。
聞き手から、「この人、長々といつまで話すんだ?」と、思われないためにも話をする前に宣言しましょう。
2:容易に理解できるロジカルな構成

【ポイント】
3部構成:結論→根拠→結論の繰り返し
まず、結論を簡潔に短く伝えます。次に、その根拠を列挙します。最後に、結論を繰り返します。根拠は、多面的観点から3つ挙げるのが良いでしょう。
話す時間の長さは、短い→長い→短い(結論→根拠→結論)となります。結論は、短く。根拠は、区切りを付けながら、数字を用いて具体的に説明しましょう。
3:聞き手が感謝する価値の高い情報

【ポイント】
聞き手に提供できる価値を全て出す
想像して下さい。「へー。へー。」と相槌しか生まれないような話をする人と、「知らなかった。困ってたから助かる。」と感じるような話をする人が居たとします。あなたは2人の内、どちらの人とまた会いたいと思いますか?
イーロン・マスク氏は、最後の最後まで聞き手にとって価値の高い情報を伝えようとしていました。重要なことは、聞き手にとって価値があるかどうかです。
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最後に:必要な日々の鍛錬
ご紹介した3つのポイントに気を付けて、会話術を磨いてみて下さい。
それによって、聞き手へ大切なことをシンプルかつロジカルに伝えることができ、ビジネスパーソンとして成長できるでしょう。
「非常に、簡単だ。」と思いますか?
まず、自分が本当に100%実践できているのか、振り返って下さい。そして、新入社員が実践できているかチェックしてみて下さい。
これを実践するには、日々の意識的な訓練と価値の高い情報をインプットし続ける必要があります。仕事を効率化し、より価値の高いアウトプットをするため、共に改善していきましょう。