アップルに必要?テスラと起業家イーロンマスク

アップルに必要?テスラと起業家イーロンマスク
Elon Musk By Brian Solis via Wikimedia Commons

イーロンマスクごと買収して
アップルの社長にすればいいと思う

堀江貴文

アップルはテスラを買収すべきか」という記事に対し、NewsPicks上で投稿された堀江貴文さんのコメントです。

米国時間2015年3月10日に開かれたアップルの株主総会で、株主からある意見が出ました。テスラ・モーターズの買収。「iCar」開発の噂に基づく声です。

参考:株主総会で相次ぐ質問! アップルの次なる狙い、テスラ買収はあるか? : ギズモード・ジャパン

電気自動車メーカー「テスラ・モーターズ」のCEOを務めるイーロン・マスク氏。なぜ、彼はスゴいのか?

起業家イーロンマスクの本質

イーロン・マスク氏の経歴は、イケダハヤトさんが分かり易くまとめてくれていますので、こちらを参考にして下さい。

今回お伝えしたいのは、Zip2・PayPal・テスラモーターズ・スペースX・ソーラーシティと様々な分野でビジネスを成功させる、イーロン・マスク氏の本質です。

TEDのキュレーターであるクリス・アンダーソン氏とイーロン・マスク氏の会話から、ポイントを3つお伝えします。

1:ビジネスは人類のために

ビジネスは人類のために

イーロン・マスク氏は動画の中で、「未来の世界」「人類の将来」「宇宙に進出する文明」という言葉を使っています。

彼が考えているのは、「人類の未来のために何をすべきか?」です。ビジネスは、それを実現するための手段でしかありません。彼は持続可能な未来を創造するため、電気自動車を作り、太陽光発電を普及させています。

この大きな目的があるため、大きなリスクも負えるのです。

全ての起業家が、このレベルで考える必要は無いのかもしれません。しかし、「本当に、それで十分か?」と、自分自身に問うことは大切だと考えます。

2:イノベーティブな組み合わせ

イノベーティブな組み合わせ

イーロン・マスク氏は、別業界の最新テクノロジーを導入し、様々な技術を組み合わせることで、イノベーションを起こしています。

ユーザーにとって大切な電気自動車の走行距離を伸ばすため、ボディを軽量化しました。そこには、ロケット開発で培われた技術が活かされています。

自動車のように古くから存在する業界には、ずっとその業界にいる人間が見落としている課題と解決法が存在し得ます。別の業界出身の人間が、イノベーションを起こすチャンスはまだまだ存在するはずです。

3:物理学的アプローチ

物理学的アプローチ

イーロン・マスク氏は、物事の本質を非常に鋭く捉えています。

宇宙ビジネスにおいても、ロケットを再利用できていないことがコストを増大させる本質的な問題であると考え、その解決策としてロケットを再利用する方法を見出しました。

起業家として何か新しいことを始めようとする時、彼が推奨するフレームワークがあります。

それは、物理学的アプローチです。

アナロジーで推論するというのでなく、
物事を本質的な真理まで煮詰め、
そこから推論するということです。

これは、成功している多くの起業家が行っている手法です。本質を捉えられない起業家が成功し続ける可能性は、極めて低いでしょう。

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最後に:持続可能な未来の創造

イーロン・マスクという起業家について、みなさんはどう感じたでしょうか?

もし、アップルが何らかの形でイーロン・マスク氏とタッグを組むことになれば、これまでのアップルとは異なるものになると、私は感じました。

アップルが革新・革命を起こし続けることと、イーロン・マスク氏が人類にとって持続可能な未来を創造すること、これらが相反するわけではありません。しかし、双方が信じる進むべきベクトルが全く同じでないのも確かでしょう。