新入社員教育で使える、チームで行う問題解決法

新入社員教育で伝えたい、チームで行う問題解決

問題解決は、一部の人間が行うべきことではありません。日々の仕事の中で、全てのビジネスパーソンが取り組むべきことです。

新入社員教育の中で、問題解決の基本を伝えたいと思いませんか?

新入社員教育:チームで行う問題解決3ステップ

問題解決で重要なことは、チーム全体がシステムモデルを理解することです。

参考:MIT式問題解決の4ステップ

デザイナーのトム・ウージェック氏によれば、私たちは問題をチーム協同で可視化することにより、より適切なシステムモデルを構築することができます。

ウージェック氏がTEDで伝えてくれた、ブレイクダウン・再構築・統合する3つのステップをお伝えします。

1:シンプルな絵と矢印で表現する
2:付箋に書いて柔軟に改善する
3:グループで共有し統合する

1:シンプルな絵と矢印で表現する

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まず、複雑な問題をシンプルに捉えることが重要です。

ウージェック氏は、「トーストの作り方を説明して下さい。」という演習方法を紹介しています。使って良いのは、絵と矢印だけ。言葉は、一切使わないで下さい。

これにより、要素と因果関係の概念を実践の中で捉えることができます。問題のモデル(構造)を紐解くための大切なステップです。

【Tips】
何かの手順を説明する場合、5〜13個のステップで表現すると、聞き手は容易に理解できるようになります。

2:付箋に書いて柔軟に改善する

付箋に書いて柔軟に改善する

問題を解決する際、繰り返し改善することが大切です。

各要素を付箋に1つずつ書いてみて下さい。自由に移動できる紙に書くことで、順番や位置の変更、内容の修正や追加が容易にできるようになります。

これにより、問題のモデルをより最適なものへ繰り返し改善することができます。

【Tips】
改善を繰り返す中で、時に新たなアイディアが生まれることもあります。柔軟に、繰り返し改善しましょう。

3:グループで共有し統合する

グループで共有し統合する

グループでの協同作業は、より良いモデルを生み出します。

それでは、各自が作ったモデルを統合しましょう。同じものをまとめたり、順番や位置を検討したり、必要に応じて修正や追加を行いながら、ベストなモデルを構築して下さい。

これにより、様々な観点を集約した広範囲をカバーするモデルを構築できます。

【Tips】
協同で1つのモデルを構築することで、チーム全体が理解を深められます。

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最後に:チームでつくる

本当にチームで取り組む価値はあるのか?

あなたは、そんな疑問を持たれるかもしれません。ウージェック氏は、個人が生み出すモデルよりもチームで生み出すモデルの方が優れていると伝えています。

実績として、大手出版社の事例があります。経営不振の同社で、経営陣が3日かけて業務全体を可視化した結果、収入が5000万ドル改善されたそうです。

この結果は、チームが一致した見解を持てた成果です。

問題解決を経て、成果を出し続けるため、共に改善を続けましょう。