成功するプレゼン 10の法則:リーダー育成講座

成功するプレゼン 10の法則:リーダー育成講座

リーダーに求められる、高いプレゼンテーション能力。

社内における新規事業のプレゼン、外部の投資家に対するプレゼンなど、様々なシチュエーションにおいて、聞き手を納得させる「高いプレゼンテーション能力」が、リーダーには求められます。

成功するプレゼン 10の法則

成功者に学ぶ、プレゼンのルール。

今回は、投資家へのプレゼンに関する以下の3つの記事を参考に、「成功するプレゼン 10の法則」をまとめてご紹介します。

【参考記事】
完璧なプレゼンで投資家を驚愕させるための10の秘訣
シリコンバレーで起業した日本人が語るスタートアップガイド――受け入れられる投資家へのプレゼンとは – TechCrunch
投資家が伝授する「ロケットピッチ」でプレゼンを成功へ導く | ライフハッカー[日本版]

【概要】
プレゼンでは、最も重要なことをまとめ、最初に伝えます。

本題では、まず問題を提示し、それに対するソリューションとして商品・サービスを説明します。また、誰を幸福にし、どんな社会を創造するのかを明確にします。

聞き手は、市場規模と成長性に注目します。そして、どんな優位性と独自性に基づき、どのようなビジネスモデルを実現するのかが問われます。

ビジネスの価値を伝えた後、実現するための具体的な戦略・戦術・体制を説明し、必要な資金の目的・用途・得られる成果を伝えます。

最後に、より効果的なプレゼンを行うため、繰り返し練習することが重要です。

それでは、個々の法則について、詳しくご説明します。

1:最初の30秒で要点を伝える

□チェック:エレベーター・ピッチを行えるか?

米国のシリコンバレーが発祥とされる「エレベーター・ピッチ」。重要な決定権を持つ人ほど、時間の稀少価値を理解しています。聞き手から「価値が低い」と判断されれば、その時点で、あなたのプレゼンは終了です。

マッキンゼー流プレゼンテーションの技術』という書籍の中でも、30秒〜1分で要約することの大切さが書かれています。プレゼンで伝えるべき最も大切なこと、そして、その価値を短時間で伝えることが求められます。

2:ソリューションより問題が先

□チェック:社会に存在する問題を突き詰めているか?

「どんな問題が存在するか?」から、ビジネスはスタートしなければいけません。ソリューションとは、社会に存在する問題を解決する何かです。課題を解決し、社会から求められ続ける限り、ビジネスは継続します。

また、解決すべきと考える「問題」をきちんと伝えることで、ビジネスを考えた背景・プロセス・感情などを聞き手に共有できます。この行為は、聞き手をプレゼンに巻き込み、話し手との精神的な距離を縮めます。

3:顧客を幸福にする未来を描く

□チェック:どんな社会を創造し、誰を幸福にするのか?

以前お聞きした、ある講演の中で、イー・アクセス 創業者の千本倖生氏は、「ミッションの喪失は、企業の崩壊を招く。」と伝えていました。それ程、ビジネスを展開するにあたり、ビジョンとミッションは重要です。

加えて、ビジネスとは顧客のために行われるべきものです。自分のビジネスが誰を幸福にするのか、彼らがどんな課題・ニーズを抱えているのかを理解せずにビジネスを展開しても、成功確率は極めて低くなるでしょう。

4:市場規模と成長性を数値化

□チェック:将来性を示す、数値的な根拠があるか?

将来性の無いビジネスプランに、資金を投じる人は非常に少ないでしょう。ビジネスプランの将来性を伝える上で、聞き手が納得できる「市場規模」と「成長性」を示す数値的なデータが必要です。

一般的には、市場規模が大きく、成長性の高いものほど、投資価値が高いと考えられ、プレゼンの成功確率は高くなるでしょう。その中で、今までに無い何を生み出すのか、プレゼンを通して説明しましょう。

5:ビジネスモデルの根拠を示す

□チェック:収益モデルが、シンプルかつ明確か?

社内プレゼンでも、対投資家のプレゼンでも、そこに資金を投入する以上、最終的には収益モデルが必要です。どのようにして利益を生み出すかをシンプルに説明することが求められます。

また、サービスの利用や商品の購入によって、顧客が支払う金額がいくらになるのか、そして、なぜ顧客はその金額を支払ってでも、サービスの利用や商品の購入に至るのか、具体的な根拠を示す必要があります。

6:絶対的な優位性を一言で表す

□チェック:競合ではなく、あなたが圧倒的に選ばれるポイントは何か?

ビジネスでは、競合が類似サービスを展開してきても、お客様に選ばれることが求められます。プレゼンでは、あなたのビジネスが、顧客から圧倒的に選ばれるポイントをシンプルかつ明確に伝える必要があります。

7:競合比較のチャート図を作る

□チェック:市場調査を十分に行い、ポジショニングは明確か?

競合と何が違うのか、そして、なぜ競合よりも顧客から選ばれるのかを多面的に考える必要があります。市場を正確に理解し、競合との比較を明確にすることで、あなたのサービスの独自性を伝えることができます。

8:戦略・戦術・体制を具体化

□チェック:目標達成のための戦略・戦術・体制は明確か?

顧客獲得のための基本戦略、顧客獲得を実現するための具体的なマーケティング、そして、それを実現するためにどのような体制(人材・人員)で取り組むのかを明確に伝える必要があります。特に、チームづくりは非常に重要です。

9:資金の必要性と用途を明確化

□チェック:必要な金額・目的・用途、得られる成果は明確か?

漠然とお金が必要ですと言う人に、投資したいと考える人は少ないでしょう。段階的にでも、「○○円の資金があれば、●●(用途)に資金を活用し、□□(期限)までに、■■人の顧客を獲得します。」と明確に伝える必要があります。

10:効果的な練習を繰り返し行う

□チェック:プレゼン成功者を前に練習し、改善したか?

成功者・経験者を前にして、プレゼンの練習をすることは非常に重要です。1人だけで練習を続けると、客観的な視点を見失う可能性があります。「プレゼン後、厳しい質問をしてください。」と、事前にお願いしておくと良いでしょう。

プレゼンの練習には、相当な時間が必要です。実際に、スライド資料をスクリーンに映し、聞き手の目を見ながら、声に出して何度も練習する必要があります。

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最後に:恐れず、経験を積む。

プレゼンの成功確率を高める上で、経験を積み重ねることは非常に重要です。

どんな人にとっても、聞き手に納得して貰えるプレゼンを行うことは、非常に難易度の高い行為です。ある程度のセンスは必要かもしれません。しかし、誰でも経験を積めば、プレゼンテーション能力を磨くことができます。

自分を試せる場が無いか、是非探してみてください。失敗を恐れ、可能な限りプレゼンの機会から自らを遠ざけていては、いつまで経っても、能力を向上させることができません。

最初から上手くいかなくても大丈夫です。その経験は、確実に次へ繫がります。共に経験を積み重ね、成功確率を上げていきましょう!